不安定で、将来も保障されない(安定、保障されている方もいます!が、相対的に見てです。)「日本語教師」を職業として、選び、生きている理由。その大きな理由は「学習者」であります。学習者と日本語を通して、笑いや涙や人生を共有できたとき、この上ない喜びを感じるのです。
だから、やめられませぬ!(でも、正直、あまりもの不安定加減に不安を感ずることも、もちろんあります。これまで何百回もやめようと思ったこともあります。)
今日も、そんな「よろこび」を感じ、家路に着きました。
今日、月曜日は(日本では火曜日)は老人クラブと大人クラス(0初級)でした。2時。皆様がぼつぼつと来られ、談笑しながら、折り紙をスタート!今日は2種類のお花に挑戦!
皆さん、かつて千羽鶴を折ったことがあるそうですが、かなり久しぶりにされるとのこと。楽しくああだ、こうだと談笑しながら、皆様、どんどん「悦に入っていく」のがよくわかりました。
私もここブラジルに来て、折り紙の腕があがりそうです(笑)
改めて、日本人は「細かいことすするな~。」と唸ってしまうほど。
女性6名、男性1名の参加者だったのですが、この貴重な男性参加者のKさんは1世の方です。3歳で渡伯されたので、殆ど2世と変わりません。
「男性も折り紙をするだろうか、果たして・・・??」という心配をよそに黙々とハート型を折り、お花を完成させてました。茶色のお花でしたが(笑)それがまたいい味を出して、素敵でした!写真手前右がKさん!茶色の花びらを作成中!
冬も終わりに近づいていますが、昼間は34度にまで、あがりました!
ブラジルは、厳密には私の住むパラナ州では1日の気温の変化が大きく、1年中、半そでと長袖が必要で、「衣替え」の習慣はないそうです。
折り紙をしながらも、話に花が咲き、「もちが食べたい!」としきりにおっしゃっていました。話の流れは忘れましたが。
何だか、皆さんとあれこれお話したり、笑ったり、時には昔の苦労話など聞かせてもらい、心がぽっと温かくなったり、胸から熱いものがこみ上げてきて、泣きそうになったり。こういう瞬間、大好きです!
左手前の女性はTさん(82歳)。カラオケ好きの方です。
私がシリアに住んでいたという話をしたら、「案外、安全でしょう。」と一言、おしゃって、涙が出そうでした!
「テレビで見るより、実際、行ってみるとね、案外どげんもないもんですがね。私たちはな~んにも知らんだけで、本当はほんの一部しか、映さんですもんね。日本の地震も同じでしょ。勿論、大変やけど、外の人のほうが、もっと大きく思ってる」
と熊本弁交じりの日本語でおっしゃいました。(ご両親が熊本出身)さすが、人生をさとってらっしゃっる!Tさんのように、先入観を持たず、広い心で物事を見たいな~と切に思います!
所謂ムシの目とトリの目で!社会を悟ったTさんこそ、まさに社会学者!人生を長く生きた方の「余裕」には敵いません!超越してらっしゃいます!
「さとみさん、遠慮はしたら、いかんよ。ここでは遠慮する人は誰もおらん。」と毎回、言っていただいてます。
無事に2種類のお花が完成し、ラジオ体操第1、第2、首の体操を行い、本日の老人クラブは終了。あっという間の2時間でした。
夜は全くの0初級クラスの初授業でした!体を大いに使いました(笑)あくまで、日本語による直説法で行っているので、身振り手振りも大きくなります。
もちろん、ポルトガル語は話せなくとも、やはりポルトガル語を知る必要はあると今日も感じました。
これはシリアでもインドネシアでも日本でも常々感ずることです。それでこそ、共有できるのです。今日は初日で今日の学習目標は「自己紹介をする。」何とか、最後まで発表でき、みなで喜びを分かちあいました!
やっぱり、授業、好きです!日本にいてもシリアにいてもここ、ブラジルにいても同じです。
やっぱり、やめられない~。貧乏でも何でもいいや~。泥まみれで!生きているだけで!こうやって、草の根のような活動ができたらと切に思います。でも・・・30代は・・・神のみぞ知るです。あと丁度半年で30歳を迎えます。やっぱり30代は堅実に!インシャアッラー!













S少年と。「ドンマイ!」もつい連発。






















































