と、言えば、言わずと知れた大スター山口百恵と三浦友和が共演したことで知られる「赤いシリーズ」の第4作目。山口百恵、赤いシリーズ初の主演作。
・・・「日本陸上界から期待されていた選手・大山友子。彼女は刑事・新田秀夫に淡く儚い恋心を抱いていた。しかし、秀夫が犯人逮捕の際に放った銃弾を誤って受け、下半身不随になってしまう。一方、同じく刑事の秀夫の父・雄作は、友子の義父で実業家の大山豪介の過去の悪行を追っていた…。」(Wikipediaより)
と言っても、私が生まれる前のドラマであり、存在は知っていたものの、見たことはなかった。
が、つい先日2世のTさん(「あの世にやさしさは持っていけない。」という名言を持つ。)から「赤い衝撃」全30回分のDVDを貸していただき、1週間で見終わった。
題名の如く、私にも「赤い衝撃」が走った!!
「この時代に生まれたかった・・・」
と沸々と感じた。
時代は既に36年が過ぎ、今では見られない社会風潮までうかがえた。
・明らかに前面に出ている障がい者への差別。男尊女卑。
・戦後30年の’76年、まだまだ戦争体験者が多く、「もはや戦後ではない。」と言われた高度経済成長期を過ぎ、数年経ってるが、私からすれば、やはりところどころに戦後のかおり、戦後から復興までの力強さが垣間見える。そして、日本男児精神が強く残っている。
・高度経済成長期から数年がたち、経済的に安定していた時期。「活気に満ち溢れている!」
・世紀のスーパースター百恵ちゃん(敢えて、百恵ちゃんと呼ばせていただきます!)と三浦友和、美しすぎる!
殊に、三浦友和は本当に絵に描いたように素敵!今も素敵な方ですが、若かりし頃の魅力はまた、今と違って、はちきれる若いパワーに溢れ、実直な好青年だったことに感動すら覚えました!!
今は百恵友和ゴールデンコンビ(そう言われてたことに頷ける!)に心を奪われております。
澄み切った沢の水のように二人が美しすぎて。内なる美しさも!
とにもかくにも、この時代の活力をひしひしと感じた「赤い衝撃」。
元気な日本!!
また、往年の大スター、中条静雄(「あわしま堂のお饅頭のCMのイメージが強い)や長門裕之、南田洋子、草笛光子の演技も素晴らしかった。
殊、長門裕之の演技が素晴らしかった!演技に関しては門外漢であるが、一番印象に残った。
彼も長年,妻南田洋子の介護をし、見送った後、昨年亡くなった。
こうやって、往年のスター達がこの世を去っていく。諸行無常の響きあり。
そして、韓流ドラマの原点を見た。奥様方が韓流ドラマにはまる理由、この青春時代に思いを馳せているからであろう。かつて、日本ドラマが人生模様を激しく描いていたこの時代に青春時代を送った皆様。
こうやって、赤い疑惑と出会えたのも、ここブラジルに来たからである。
このように日系社会では日本のドラマ、映画等がDVDとして、流れており、日系文化を担っている。
NHKや地元のニッケイ新聞(日経新聞ではありません)等のエスニックメディアと並んで、日系文化の中で重要な役割を果たしている。日本とブラジルをつなぐ橋。
地理的には一番遠いブラジルだが、一番日本がある国、ブラジル。
次回は「赤い疑惑」をお借りする予定。
今は見も心もすっかり70年代である。


