元プロレスラーの木戸修さんが亡くなったそうですね。
まだ73歳でした…
私は〝昭和の〟プロレスが好きでねぇ。
その中でも、アントニオ猪木率いる新日本プロレスが大好きでした。
日本プロレスを追放された猪木が「理想のプロレス」を目指して新日本を旗上げした時。
そのメンバーは猪木、山本小鉄、木戸修、そして新弟子だった藤波辰巳のたった4人。
〝鬼軍曹〟と言われ、コーチ役でもあった山本小鉄が語ったように
新日本プロレスには「練習好きの人間が自然に集まった」んだと。
私がプロレスを見始めた頃。
まだ、坂口征二や国際プロレスからストロング小林が加入する前は
猪木のパートナーは「若手」の木戸が務めることが多かったんですよ。
そして、猪木の師匠である〝プロレスの神様〟のカール・ゴッチ。
〝ゴッチ教室の優等生〟が木戸、藤波、後に入門する藤原喜明です。
その中でも、ゴッチが「息子」と呼んで最も可愛がったのが木戸。
しかし、スター性や華があった藤波と違い、地味なイメージの木戸と藤原は
長らく「前座の実力者」の位置に甘んじることになりますが
UWFに移籍後、その隠していたテクニックがついに開花します。
東京ドームで行われた、全日本プロレスとの対抗戦のタッグマッチでは
ジャンボ鶴田に敗れたものの、さすがの「職人っぷり」を披露します。
木戸修の実力は間違いなかったんです。
いや、いや、いや。
プロレスじゃなく「真剣勝負」でやったらね。
鶴田より木戸の方が絶対に強いんですから(確信笑)
私は中央大学の出身なんですが
ジャンボ鶴田と阿部慎之助は好きじゃないんで(笑)
近年は、プロゴルファーの木戸愛のお父さんとして度々マスコミに登場してましたよね。
・・・
やっぱり、いいな。昭和プロレス…
合掌。