「打撃の神様」が死去 | 真理のひとり言

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元巨人軍監督の川上哲治さんが亡くなりましたね。

今朝のスポーツ新聞は熱戦が続く日本シリーズよりもこの訃報が1面です。

巨人軍の選手としては「打撃の神様」と呼ばれ
監督としては不滅の日本シリーズ9連覇を成し遂げた
まさに日本プロ野球界の “ドン” でした。

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もちろん、私は川上さんの現役時代は知りません。

でも、子供の頃に長嶋選手と王選手に夢中になる私に
死んだ親父が「ONよりも赤バットの川上だよ」とよく言ってたなぁ。

親父にとってはヒーローだったんですね。
「川上の逆転サヨナラ満塁本塁打を後楽園で見た」のが、いつも自慢でね。

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私のイメージとしては、野球を見始めた頃のそれで
日本一巨人軍の「川上監督」です。

アニメの 『巨人の星』 や 『侍ジャイアンツ』 にも登場してました。
スポ根ものの主人公の監督としては、威厳や貫禄がピッタリでしたよね。

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1番印象に残ってるのは、たぶん監督として最後のシーズンだと思うけど
河埜和正選手のデッドボールをファウルチップと判定されて
審判を小突いて退場になったことがあったんですよ。

『あの川上監督が珍しく激昂!』
『選手・コーチ・監督を通じて初めての退場!』
と、大きなニュースになって。

「神様を退場させた」と、逆に平光審判が目立っちゃたほど(笑)

へぇ~川上監督もあんなに我を忘れて怒ることがあるんだ・・・と思ったら
実は、抗議した川上監督に平光審判が
「河埜が痛がってないから手に当たっってない」と言ったと。
それに川上監督は激怒したらしいんですね。

ワシは「プロはデッドボールが当たっても痛がるな」と教育しとるんだ!
河埜はその教えを守って痛がらなかったんだと。

なんか、すごく川上監督らしいエピソードでした。

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日本プロ野球史上、間違いなく最高の監督だと思います。



合掌。