これでも私はサラリーマンなんでして。
日曜日に草野球の市民大会で決勝進出を決めたわけですが
営業課の隣に座っている同僚がチームメイトなんです。
元々は、彼の行きつけの焼鳥屋で飲み仲間を集めて結成したチームで
彼がチーム発起人のひとりなんですね。
私は、彼に誘われてチームに入ったんです。
マネージャーのような役割をやってくれていて、あまり試合には出ません。
日曜日も緊迫した試合展開だったこともあり、出場せず。
でも、チームの運営には一生懸命で、欠かせない人物です。
試合翌日の月曜日。
まだ前日の勝利の興奮が覚めやらない彼が
「いやあ~昨日はナイスゲームでしたね!
こうなったら優勝しましょうよ!真理さん」
そうだね~
でも、大丈夫!優勝は間違いないよ。
あのイケメンサウスポーがいるんだから。
それよりも、祝勝会だよ!
忘れないでよね!
幹事さん、よろしく♪
そうです。
優勝したら、チームの新年会で行ったキャバクラみたいなスナックで(笑)
祝勝会をするのが我がチームのモチベーション
![ラブラブ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/186.gif)
そして、そこで榮倉奈々ちゃん似の大阪娘と再会するのが
私のモチベーション
![ラブラブ!](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/186.gif)
※ スナックをハシゴしまして♪ 参照
http://blogs.yahoo.co.jp/satomimasamichi/24538065.html
「それがね、真理さん・・・心配な事がありまして・・」
なにがぁ?
「あの助っ人のサウスポーの彼なんだけど・・・
決勝戦も、もちろん先発で投げさせますよね?」
当たり前じゃないのよ!
あの子が投げなきゃ優勝できないもん。
「そこなんですよ・・・
決勝戦が終わった後、表彰式があるんですよ。
そこで、決勝戦だけは最優秀選手が表彰されるんです。
もし勝てば、彼が絶対にMVPに選ばれちゃうじゃないですか!?」
うッ!・・・そうだ。
完璧な作戦だと思ってたのに。
そこは気がつかなった。
上手の手から水がこぼれた・・・
表彰されたら、登録メンバーじゃない “助っ人” だとバレちまう。
何たってジャニーズ系のベビーフェイスなんだから。
近くで見たら、とても35歳には見えないもん。
ズルがバレる・・・
「真理さん、どうします?」
23歳のヤツがいたでしょ?
アイツのユニフォーム着せればいいでしょ?
「そしたらアイツが試合に出れませんよ。
それにサイズが全然合わないじゃないですか!」
う~ん・・・
よぉ~し!わかった!
決勝戦は、俺が打って打って打ちまくる!
たとえイケメンサウスポーが完封しようとも
それを上回る猛打を魅せれば、俺がMVPだ!!
ワールドシリーズのゴジラ松井のようにね
![野球](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char2/048.gif)
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「・・・何か他の良い対策を考えときますね」
※ 決勝進出!
http://blogs.yahoo.co.jp/satomimasamichi/24918154.html