長野県道8号(飯田南木曽線)の大平峠に鎮座する、
大平「おおだいら」トンネルに行ってきました。
この県道自体も大平街道として伊那谷と木曽谷を結ぶ道として、
古くから交通のかなめとなって今に至ります。
飯田市方面から「飯田峠」、「大平宿」と抜けて、
大平峠の看板があるところまでやってきました。
(この写真だと、奥から手前にやってきました)
長野県の峠にはこうした看板があるのでワンポイントアクセントになります。
場所はここ。
そして、これから目指す大平トンネル方向を向いた景がこちら。
少し先の右カーブへ近づくと・・・
「大平トンネル」、あった。
そして、ご対面。
トンネルというよりは、シェッドみたい。
上部に土被りも無いので、なんか・・・
『土管』を置いた感じにも見える。
尊敬するQ地図様によると、
完成年(度)1942年(昭和17年)
延長 45.1m
幅員 (未記載)
近づいて、
扁額は、
木曽峠とある。
「大平峠」と「木曽峠」の両方で使われています。
では、いざ入洞。
オール・コンクリートの巻き立てです。
入ってきた方向の振り返りの景。
真ん中あたりから先。
上部に見える「四角いヤツ」は、あかりとりでした。
トンネル内に『3カ所』のあかりとりがあって、真下から青空が見える。
抜ける先の景。
少し向こうに「南木曽町」のカントリーサインが見える。
カントリーサインの袂には、『大平街道』の立派な石柱があった。
立派な石柱には正面に「大平街道」とある。
横には
自 明治三十二年
至 明治三十八年 改修
とある。
こっちはちょっと読みにくいけど、
自 飯田町始点五里二十七町三十五間
自 吾妻村終点五里二十間
って彫ってある。
もう少し先まで行くと、高さ制限3.3mの看板が。
そしてヘキサもあった。
そしてトンネルまで戻って、南木曽町側の坑門に正対。
ヨシ!!!
堪能した。
これで帰ろうと思ったんだけど・・・
あることを思いついた。
同業の趣味の方なら、おわかりかな??
【2】へつづく。