中原先生(ブログを書くとき敬称をどうするか、いつも迷う。観る将の自分が「先生」を使うのが、なんとなく気がひけるのですが、「さん」や「段」を使うのも色々あって…。とりあえず今回は「先生」とお呼びします。)
の活躍していた時代を私はほとんど知らないのですが、録画してあったNHKの「あの日あの時あの番組」の「勝負~将棋名人戦」というドキュメントを観て、想像をいれて描いてみました。
番組では木村・升田・大山・中原(ここでは敬称略…笑)の歴代名人のインタビューが並べて紹介されていて、これがとても面白かった。それぞれレジェンドならではの発言でこちらを唸らせます。
なかでも特に私は中原先生の考え方に共鳴するところが多かったです。
「七番勝負を制するには4つ勝てばいいが、(自分のスタイルで)しっかり勝つのは2つで、あとの2つはフロックだろうが相手のミスにつけこもうが、内容はどうでもいいからとにかく勝つ」
これはさっきネットで拾った中原先生の言葉ですが、中原先生の実績を考えると重みがスゴイ。
先日は藤井棋聖誕生の報道で、中原先生も少しインタビューに答えていました。
「藤井さんの将棋は面白いからつい見てしまいますね。」
私が褒められたわけではないのですが、ファンとしてはうれしくなるお言葉でした。