私たちは小さい頃から「親の言うことを聞きなさい、先生や大人の言う事を聞きなさい」と教えられてきました。
しかし、自分らしく生き生きと生きるためには「自分の心の声を聞きなさい」と教えるべきだということに気がついている人はほとんどいません。
そして「自分の心の声を聞きなさい」と教えている大人は現状ではほとんどいません。
とマスターは教えてくれています。
なぜでしょうか。
そう教えなくては、皆が自分自身が納得できる人生を送ることができないはずです。
自分の心の声を聞くのではなく、人の言う事を聞けと私たちは言われ続けています。
そう言われて育ってきた心は、本当に自分自身の心と言えるでしょうか?
じつは心の大半は「人の言うこと」で出来てしまっているのです。
今の自分の心が「他人の意見」で出来てしまっているのです。
皆、自分の人生を生きたいはずですではありませんか?
生きていてうれしい!と感じる人生を生きたいはずではありませんか?
自分の心が他人の意見でできていたら、自分の生きたい人生を生きることができるでしょうか?
自分自身のための人生を生きるためには、自分の心がどういう状態なのかはとても重要な事なのです。
しかし多くの人は自分の心の本当の姿を全く認識できていません。
もう一度いいます。
私とはなんぞやと問われ、私とは「他人の意見で出来ている存在」となるのです。
他人の意見である自分。その自分の意見とは、自分の意見ではないはずです。
自分の心の声を自分の本当の意見だと錯覚したままでは、「本当にしたい事」「生きる目的」や「本当の愛と自由」がわかるはずがありません。
「己を知らなければ、知らない自分に操られたまま失望するか開き直るかで一生が終る。
生命の歓喜(エクスタシー)も自己実現も、知る事も経験する事も無く・・・。」
自分ではそんなことを考えもしない。
当たり前すぎて考えたことすらない。
疑問にも不思議にも思わなかった。
ほんとうの今の自分を知る。
「今を生きる」とは自分を知ることだと思うのです。