高野山と写経 | 酔いどれ詩人になる前に・・・

酔いどれ詩人になる前に・・・

開高健・中島らも・勝谷誠彦を、勝手に師とあおぐ只の酔っ払い・・
酔って天才・神童・聖人すらしのぐ名言をのたまうかもしれないが、朝になると全く記憶にないという・・・
そんなグダグタ発言、酒のアテに読んで頂けたら有り難い・・・

 前回、高野山を訪れた時は朝早く行われる奥之院での朝のお勤めを

 

一緒に参列しただけなので、全く他の場所を見ていないし、

 

どこの店は開いてもいないのですぐ下山した。

 

 今回は9月に亡くなった母の供養の為に

 

写経することが目的で高野山に訪れた。

 

 まずは高野山の入り口にある大門に

 

一番近い無料駐車場に車をとめる。


 駐車場から50m位先にある壇上伽藍上に敷地内になる生前、

 

弘法大師がお住まいになられていた御影堂にご挨拶し

 

左腕に京都の東寺で買った数珠を巻き付ける。

 




 ここから普段、私が高野山に来た時やる儀式みたいなものだ。

 

ここから、奥之院までやく3〜4キロある距離を歩く短距離だが

 

自分流であるが高野山に来た時の行である。

 

一般に知られているのは四国八十八ヶ所巡った後、

 

奥之院に参るのが通例だが・・・

 

 あくまで今回は亡くなった母の為に写経し、それを持って

 

奥之院に納経できるので歩いて行うこと。


自分なりに先祖供養だと思っている。

 

 



写経は高野山大師教会で常に開かれている。

 

決して達筆ではないが一文字一文字丁寧に


心を込めて写経する。

 

そして教会で納経できるのは


重々知っているが、

 

亡き母の為に書いた写経を

 

我儘で奥之院まで自ら持っていくと伝えた。

 

色々その手筈を整えてくれた方に感謝。

 



 

奥之院にて納経した後は般若心経を唱え、

 

御朱印帳に記帳して頂いて私なりの行は終了。




 

 帰りは精進風に作られたラーメンを食べ

 

写経する前にお清めとして使われた塗香を買って帰る。

 

往復約7キロを歩き軽い疲労感が自分の充実感を漂わせる。