神社仏閣のお酒  | 酔いどれ詩人になる前に・・・

酔いどれ詩人になる前に・・・

開高健・中島らも・勝谷誠彦を、勝手に師とあおぐ只の酔っ払い・・
酔って天才・神童・聖人すらしのぐ名言をのたまうかもしれないが、朝になると全く記憶にないという・・・
そんなグダグタ発言、酒のアテに読んで頂けたら有り難い・・・

 丹生都比売神社で交通安全祈願の祈祷して頂いた後に授与品として

 

お札・御守り以外に御神酒と撤下神餅・米粉の結パンが入っていた。

 



 私はこの御神酒が大変気に入っているし、美味しいのだ。

 

地元の天野米100%使用 精米歩合60% 純米酒

 

製造者 初桜酒造株式会社 地元の酒蔵 

 

これに御神気が入っていると思うと有難く頂いております。

 



 

 酒を飲む坊主は「生臭坊主」というが

 

僧侶は「般若湯」という隠語でお酒のこと言い飲むらしい。

 

実際に、高野山の麓の町では「般若湯」という銘柄のお酒がある。

 

由来は、

高野山麓に位置し、弘法大師に所縁深いこの地で約半世紀前から造り始めた「般若湯」
この地ではお酒の事を「般若湯」と言って頂く習慣がありました。お釈迦様は飲酒を禁じられましたので、おおっぴらにお酒を飲むのをはばかり「般若湯を頂く」となったわけです。
高野山は本来戒律の世界ですが、祖師弘法大師も「塩酒(おんしゅ)一杯これを許す」と申され、厳しい寒さを凌ぐ、病を癒すなどの為なら飲酒も許したであろうと考えられ、「般若(知恵の意)湯」と言って日本酒をいただいておられたそうな。
このような習慣を見聞きしていた先代が名付け、今に続く日本酒です。高野山上へ「般若湯」として秘醸原酒を赤杉の樽に詰めて馬の背に五十丁坂、いろは坂をチャブチャブと運び上げておりました。

                            ※酒造元のホームページから抜粋



  

それともう一つ弘法大師様にゆかり深いお酒、超熟吟醸「つまむきの酒」もある。

 

爪剥酒の由来 
弘法大師の御母公「玉依御前(阿刀氏)」は大師の身を案じられて
遠く讃岐の国より高野山山麓の慈尊院(にそんいん、
現在の和歌山県伊都郡九度山町)に来住されました。
御母公は、日々大師の身を気遣い、秋になると里で穫れた穀物の
籾(もみ)を一粒一粒、御手ずから爪剥(つまむ)かれ、
醴(れい,酒)を醸(かも)され、大師に贈られました。
大師は、この酒を『爪剥酒(つまむきのさけ)』と号されました。
この故事にあやかり、健康を願い、先祖を供養し、
子孫の繁栄を招来するよろこびの酒です。
大師の御加護を念じて御愛飲下さい。
                        ※酒造元のホームページから抜粋

 

確かに高野山は標高も高く今回12月初旬に参拝した時も

 

雪が少し積もっていたし、この地域は3月まで雪が残っているくらい

 

寒い、体を温めるのにお酒は有効だと思う。

 

今回は「つまむきの酒」と「般若湯」のカップ酒を購入して帰ったが

 

この時期にひやで飲むに適している美味しいお酒だ。

 

もちろん、僧侶みたいに湯呑み一杯で満足するわけではないのだが・・(笑)