「愛するということ」ワールド・カフェ 開催レポート


こんにちは。石井です。


昨日は無事核さん、ひろちゃんと一緒に企画した「愛するということ」ワールド・カフェを開催することが出来ました。

ちょっと普通ならとっつきずらそうなテーマの会に、遠くは仙台大阪にお住まいの方(しかも偶然二人は知り合いでとか)から、色々な方にお集まり頂いたことにまず感謝です。

ワールド・カフェ形式の対話ということで、以下の3つの問いを元に、グループのメンバーをシャッフルさせて3ラウンドの対話を行いました。


一つ目の問いは、「あなたが、愛を感じるときはどんなときですか?」
二つ目の問いは、「あなたは、愛することで何を願っていますか?」
三つ目の問いは、「あなたにとって、愛するとはどういうことですか?」


問いを設定した側としては、問い1は設定意図通り、白熱してもやもやが残る展開。


愛を感じるときと感じられないときについて、子供、動物、夫婦の間など、いろんなケースでの話合いが行われていました。


打算や疑いや上下関係のようなものがあると、愛を感じられないとか、または、嫉妬という行為によって、自分の愛(エゴかもしれないけど)を確認することが出来るなんていう人や、色々な話が出ていました。


以外だったのは、第二ラウンドの問いの「願っている」ことについて、話しずらかったというフィードバックがあり、私自身も同感だったのですが、逆に言うと、愛することで願っていることって、男女の恋愛関係以外は、相手の幸せ、成長、気づきだったり、あまり自分への見返りを求めていないということが確認出来た気がしています。


純粋に自分が「愛」だと思えるようなことをしているときは、その行為自体が相手にありがた迷惑だったりどう受け取られるかはさておき、愛することに対する見返りって実はあまり求めていなくて、そもそも愛するってそういう次元のものじゃないでしょという話です。


また一方で、愛を感じられないときのパターンとして、「打算」が感じられるときという話がありました。


私自身基本的にすごく打算で行動するタイプなので、打算がダメと言われてしまうと、逃げ場がないなあと一瞬思ったのですが、そういった打算も含めてオープンにしてくれればOKというフィードバックをもらえて、ちょっとスッキリしました。


打算な自分を隠さずオープンにできているか?というところ、結構ポイントと思います。


どこかに自分の何かを無意識にも隠そうとしているときって、ちょっと挙動がおかしくなったり何か周りに違和感を与えていたりするものです。特に、好きだあとか、苦手だなあと思っている人には注意かもしれません。


そうして、三つの問いを経て、最初のグループに戻り、旅路の報告をしあった後、3分間の沈黙の時間を持った後に、各自気づいたことを付箋に書いて、一つのホワイトボードに張り出しました。


その後車座になって今日の感想をシェアしあって終了。


感じ方や考え方は人それぞれで、悩みが深くなったという人もいましたけど、そういった人もそのことを率直に表明してもらえたということも含めて、とてもあたたかい場でした。


上記の感想は、私の個人体験としてのものになりますが、最後に参加した皆さんに書いていただいた付箋でシェアしてもらった内容を打ち込んでみましたので、シェアさせてもらいます。

 


・愛は成長を助ける


・愛は恩寵


・愛がないと生きていけない


・人は人とのつながりの中で愛を発見し、育む。しかし、それを確認しようとして失敗する


・愛はどこにでもある


・一人では愛はつらい。人との関係の中で愛が育つ


・愛すること 寄り添うこと


・自分への愛がなければ、他の人への愛はない。究極の愛は全てを受け入れること。
・そのためには自分の全てをう系れる事が出来ないと、、、


・愛 陰陽 愛


・人は生きている限り愛を求めていく。〝人生は愛を求める旅〝


・まほう


・人は、愛の出入口である


・人が生まれた理由、保身を手放す


・いろんな愛があっていいんだ!


・胸はって言える愛に気づけた


・愛は一つでも良いし、100 個でもイイ!自分の中にあれば


・愛の本質 それを伝える義務、使命


・愛とかないとして今どうする


・他者と自分との距離感 引き寄せたり、無理に動かさずにお互いに自然とより沿う形


・大切なのは自分が愛のある状態でいること


・無条件の愛モード「その場を楽しむ」


・沈黙が大事な要素だと思いました


・愛のワールドカフェから愛をもらいました


・「愛は思考から生まれる技術である」と、そんな気がしました!!


・愛とは永遠の問いかけである


・みんながそれぞれに愛を探求しているんだなってあいをかんじた。


・トリガー 入口/出口


・もう一人の自分 吹かん/客観


・循環 ー 受継 引継 ー 関係性


・不思議な言葉


・愛とは自分との対話


・全てを包み込む


・愛は人がいなければ生まれない


・伝わる愛 オープンかクローズドか クローズドにしていることがあるとひねくれる自分を愛すること それは相手を鏡にして進んでいくこと


・感じる


・愛とは幸せを引き出すトリガーである!


・最近愛を感じなかったけれど、今日この場で愛を感じることが出来ました。ありがとうございました!


・自分を愛するように人を愛する


・愛のパワーはすごい!!


・優しさ やわらかさ


・生命の源


・今の自分の気持ちが愛なのかな?何がもっとできるのかな?と考えながら来たのですが、そのことが愛なのかな?と感じました。


・愛はエネルギー!


・2回目と3回目の問いには愛がなかった。そんな風に感じる自分には愛がない


・ゆたかさ 満ちる 足りる



人を愛するためにはまず自分を愛することというのも気づきでしたが、無条件の愛モードみたいなものって常時ではなくても、瞬間的にそうあることは出来る気がしていて、それに近い状態だと、夫婦喧嘩の収まりが早いとかいう実感があり、そんな夫婦喧嘩の収集が早いという状態を、無条件の愛モードと名づけて、愛の実践をしていこうと思っている所存です^^


帰り際に、読書家で横浜でワールドカフェ読書会のような企画をされていて愛するということという本を、20冊以上も買ったことのある大嶋さんから、愛はやっぱり実践が大切なんだなあと改めて思えたよというフィードバックがとてもさわやかでやって良かったなあと思えた瞬間でした。


運営としては反省点も収穫もありましたが、また「愛」というテーマでまたイベントを企画したいと考えておりますので、その際はまた宜しくお願い致します。

石井の企んでいる(企んだ)イベント一覧


こくちーず(自己探求型ブランディング研究会 Authentic Dialog事務局)
http://kokucheese.com/main/host/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E6%8E%A2%E6%B1%82%E5%9E%8B%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%B3%E3%82%B0%E5%8B%89%E5%BC%B7%E4%BC%9A


フェースブック(自己探求型ブランディング研究会)
http://www.facebook.com/selfbrand


(参考図書)
エーリッヒ・フロム「愛するということ」


(参考エントリー)
エーリッヒ・フロム「愛するということ」抜書きまとめ
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-11518900047.html


【編集後記】
帰ってから、朝方近くまで家の周りに植えた野菜苗の養生をしていました。
主な作業はアブラムシをはじめとした虫との闘いは続きますが、結構大変なので、
はっきり言って農薬を使いたくなる農家の方々の気持ちが分かりますという感じです。、


本日も最後までお読み頂き有難うございました。