坂本敬行さんの「エネルギーワーク&対話の会」の第二回目の会を行いました。


今回のテーマは「変化」。


今回定員15人と設定したところに、当日申込みの人が急に5人も来て、ちょうど15人に納まるということを初め、主催者の私の周りには、この数日、坂本さんと事前打合せのやりとりで、ヒーリングエネルギーを送りますねと言われてから、シンクロニシティしか起きない数日間を過ごしていました。


坂本さんの会はこれで2回目ですが、毎回とても言葉で表現しずらい会です。


ただ、そうも言っていられないので、今回は、なんとかレポートを書いてみたいと思います。


1回目の会は、ほぼ個人セッションの連続で、プライバシー上の問題で表現しずらい会でした。


また2回目の会は、なんというか、話している内容より、坂本さんが話していく過程において、段々と場が深くなっていくという不思議な感覚が、とても新感覚すぎて言葉にならないという会でした。


1回目の会は、オーラを見るワークをしたり、チャクラを見ることをしてみたり、お互いの距離感について体感しあったりという体感系のワークが中心の会でした。


2回目の今回は、ある出来事や人物などを自分の中に通していって、自分の中に生まれてくる内容を味わうというような、内観系のワークが中心でした。


またそれに加えて、坂本さんのインスピレーションによる語りが、かなり長く続くという場でした。


形式的に見ると、話しすぎじゃない?という位の量の語りが機関銃のように続いていきます。


ちょうど、以前エントリーで紹介したインタビューの時間がやはり2時間位の間で機関銃のように世の中のことを語っていた感じなのですが、そのノリに近いビートでした。


(参考)坂本さんの世界観
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10958319163.html


いわば、ノっている時の語りモードの坂本敬行氏とでも言いましょうか。


以下、順不同、私の頭が別のところにトリップしてしまっていなかった時に聞いていた部分の抜書きまとめです。


■変化とは気づいたら起きているもの


ほんとうの自分を生きると、エネルギーの流れが違ってくる

今この場で起きているような場を作ってく活動を私達は普段会社や自分の生活で自然と行っている


■今後も世界は変わり続け、そのスピードは落ちないということ、


世界は2つのフェーズに分かれていくこと、関わりたくないと思う人とは、関わらないという選択をして良いこと、

そう積極的にしていくことで、新しいスペースが生まれること


■決断


今優柔不断にしているものは、2011年中に決断しておいた方がいいということ

今日出会ってつながったことに意味があるということ


■いらない思念を捨てる


変わるという選択を出来ない人があせる、足をひっぱろうとする

政府に期待しないこと

どこかで誰かが何とかしてくれるという念を捨てること

いらない思念を捨てること、違うと思う人と一緒にいなくていいこと、


■自分の幅


地球の歴史からの流れから、幅はある程度決まっている

ほんとうの自分を生きるということは、自分の軸の周囲を綺麗にしていくこと、


■解決策の内容そのものは問題ではない


問題の解決策は、解決策を提示することが大切なのではなくて、そのプロセスにおいてきちんと選択しているかどうかが問われているということ


■相手の境界に必要以上に入り込まないこと


仕事では、大概相手の空間へ土足で踏み込むことが当たり前になってしまっている

コントロールしようという思いへ駆られる人は多い

解決策は一つではないことを認識すること

そうであるとすれば、提示できることは一つの解決策の案にすぎないと考えられる

だから必要以上の介入は必要ない

ただ、親しい関係の中、同志に対して、踏み込んだ対応をしてみるのもまた一つの体験

それもまた一つの観点に過ぎないということを知る為の体験


■類似性


保留したければ保留しておいていいが、またその問題は繰り返すということ、

問題が起きる人間関係は、その関係だけに完結しているのではなくて、全ての関係において発生している問題

その広い視点を、客観性を持ってみることが大切


■手放すことについて


白いキャンパスにすることは大切だが手放すときに、その手放すものにエネルギーを残さないことが大切

一度手放してみるということも手だが、それはまた手に入れるためにちょっと遠回りになるということ


■モチベーションアップについて


瞬間沸騰的なモチベーションアップは、そのアップダウンの波に揺られていくだけで、全体的な成長に繋がっていなくて、全体的には平行線を辿っているだけだということがあること


■スパイラル


同じ経験をしているようでも、スパイラルに成長していくように辿る人と、同じところをぐるぐる回っているだけの人がいること


■選択肢の幅


平行世界はおそらくあるだろうが、今いる世界の流れの中からの自分の選択肢はそれほど多くはないだろうということ


■自分の中にある軸


最終的には自分の中にある軸しかないということ、



メッセージの中で個人的に響いたのは、以下の三つです。


「優柔不断にしているものは2011年中に決断しておいた方がいい」

「いらない『思念』を捨てること」

「必要以上に距離感を詰めることは必要ない」


以上のような坂本さんのエネルギーを載せた言葉の機関銃が、参加者15人の頭の上から次々と降り注がれて、言葉の内容以外の所で、いつの間にか深いところに連れて行かれてしまっていくような感覚です。


気難し屋の参加者の映画監督Aoki氏からも、すごいところにトリップしてしまったという感想が出てきていました。


ワークとしては、前回も出てきていたチャクラを感じるというワークについて、今回は気になる人や、今回のテーマである「変化」という言葉を、頭の上から入れて体の中を流してみることで、自分の中に生じてくる変化を感じるということをしました。


私自身は、過去ぶつかりあった上司達を入れてやってみると、ひっかかりのあるところが違っていて、実はいつも同じパターンでぶつかっていたと思っていたことが違っていたかもという部分にすこし気づくことができました。


また「変化」という言葉を身体に入れようとしたときのスゴイ抵抗感。これが自分には新鮮で、ひたすら変化しなければと思っていた時期を脱して、「変化しなくてもいい」という位置にいたつもりが、実はまだ「変化」を怖がっているだけなんじゃないの?という思いを持つに至り、良い意味で新しいモヤモヤを自分の中に発生させることが出来ました。


最後に行ったハートのチャクラを感じながら行うイメージワークで出てきた感覚を以下にシェアさせてもらいます。


<以下私のイメージワークで出てきたイメージです> 


そこには、とてつもなく大きな船を下から見上げているポジションからはいりました


船底から船を見上げるようなアングルでは、船のしっぽがどこまであるのかが、見通せない位のとてつもなく大きな空間を持った船です。


その中に入ると、階層毎に世界があり、お互い上下の世界を行き来するはしごや階段のようなものは存在していません。


この世界を動かすには何が出来るのか?


ある階層の人々が、ひたすら踊り笑い、騒いでいたら、上の階から下の世界を覗いている人がいたら、なんだろう?と思い、「いっちょ俺達もやってみる?」と、「踊る阿呆に見る阿呆。同じ阿呆にゃ踊らにゃ損損♪」と皆踊り出す。


最近、「翼をください」を唄うのが大好きな私は、歌と踊りが世界を動かすと思い込み、そして、上の階層から下の世界を覗いている神様のような存在の人たちではなく、そうした上の世界の住民に自分達の世界をのぞかせることの出来る一番底の世界に住む人たちこそが、実は世界全体を動かすことが出来るのだという思いが沸き上がって来ました。


世界を変えるのは、覗き穴から世界を見渡している神様ではなくて、今ここに生きている俺達自身でしかない。


と思うと、同時に、踊るだけではなくて、今日のこの会のように、何を話しあうわけではなく、ただただ、今のこの時を感じあうだけで、何か、温泉に漬かっているように、心地よくて幸せというような感覚にみんなで浸ってみるというのもありかと。


そういうあり方も、周りを引き寄せる力があるかもしれないと思いつつ、イメージワーク終了という感じでした。


考えてみると、坂本さんの機関銃のような話は、参加者から湧き出てくるイメージを元に、繰り返し、自分の中にあるほんとうの思いは何か、その周辺をそぎ落としてそれが浮かび上がってくるように、最後のハートのチャクラからのイメージが、きれいに浮かび上がってくるように、そこに到達するための布石、ひつような場所に言葉を布置させていくようなことをしていたのではないかと、振り返っては思われる会でした。


それもこれも、今回の参加者の人達のシンクロ率が非常に高く、坂本さんが用意してくれた場にスーっと皆さんなじんで入ってきてくれて、最初から高い場が出来上がっていたことが大きいと本当に感じます。坂本さんが余計な場の調整を考えることなく、本質を深めていくことに集中できる環境があった場でした。


時間制限で終了してしまうのがもったいないくらいの熟成された場が出来上がったところで、今回のワークショップは終了でした。


次回のテーマは、「挑戦」です。


またどのような場が出来上がってくるのか、主催者の私自身楽しみでしょうがありません。


以上、私の体験した坂本敬行氏による第二回エネルギーワ、ーク&対話の会のレポートでした。


【関連エントリー】

書評


ケンウィルバー「万物の歴史」
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10484051951.html

ケンウィルバー「存在することのシンプルな感覚」
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10260756769.html


セミナーレポート

「一流の部下力ワールドカフェ」
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10434567039.html


インタビュー

坂本敬行さんの世界観
http://ameblo.jp/satokumi1718/entry-10958319163.html


【自己探求型ブランディング研究会イベント情報】

次回坂本さんの会は11月28日(月)夜になります。


また次回の勉強会は、10月31日(月)、11月7日(月)夜の「パパ業探求」ワークショップ withクレイグ・カックス氏となります。

香川県生まれの讃岐人の心を持ったアメリカ人が、日本のパパ業について語り、そして参加者同士で対話しあう
形式のワークショップになります。

今後の勉強会情報、告知&お申込みページ
http://bit.ly/qJAXUo


【編集後記】


終了後の懇親会で、坂本さんに前世を教えてもらうと、なんとなくその人がそういう人に見えるようになるから不思議です。


私が坂本さんからインディアンの酋長と言われたというと、髪を三つ編みしていそうとか言われたりするのですが、最近ももちゃんとママのいない中キャンプに行った際に、彼女の髪を結うのに三つ編みを人生で初めて練習したのですが、結構楽しかったことを思い出しました。


ただ、何回練習しても、弥生時代の人の髪型みたいにしかならないのは何故でしょうか?ももちゃんが、最近パパが三つ編みしてあげようと近づくと、ママから~と言って全くやらせてくれないのは気のせいでしょうか?


保育園の先生は、パパ上手いねえと言ってくれるのですが、おそらくママの創った三つ編みと勘違いしていると思うパパ書評ブロガーの石井でした。


本日も最後までお読みいただき有難うございました。