==== BEST3 ====
・『あれよ星屑』山田参助
・『BADON』オノ・ナツメ
・『あの日、世界の真ん中で』小鬼36℃
《これもよかった》
・『魔女をまもる。』槇えびし
・『抱けるドラッグに一級カレシを』ニクヤ乾
・『秘め婿』芹澤知
(敬称略ですすみません)
読了: 51冊 (「鼓動よりつよく、呼吸よりふかく」~「愛しの国玉(3)」)
書籍代 :4950円
うお、いつの間にか6月じゃん…
仕事がど修羅場で、本を読む気力も出なかった5月。
書籍代5000円切ったのも久しぶりのような気がする……
『あれよ星屑』は終戦から一年後の東京が舞台。
戦争のトラウマを抱えながら生きる、男たちの物語。
中身もページ数も重量級。かなり読み応えありました。
『BADON』は『ACCA 13区監察課』のスピンオフ。
過去に犯罪を犯し、出所した4人の男たちが人生の再生をかけて首都バードンでたばこ店を開く物語で、まだ未完だけどすっごくいいです、この作品。ACCAはアニメ化されたけど、続編のこの作品もアニメ化してほしいなぁ。
『あの日、世界の真ん中で』は青春モノ。
ド田舎の高校で、幼なじみの二人が大人になっていく話。
エモいです。まさにエモ。
読み終わってしばらく経っているのですが、時間が経つごとに思い出して胸に残る
ベストスリーで「あの日、世界の…」と、こちらの「魔女をまもる。」はかなり迷いました。
こちらは中世、集団ヒステリーによりいわれのない冤罪で魔女裁判にかけられた人々を救うために戦った、一人の医師の物語。
タイトルと絵の雰囲気でファンタジーかと思っていたら、がっつり史実に基づいた歴史モノだと知ったときの驚きよ……(^^;
きちんと歴史を踏襲した上で、エンターテイメントとしても面白い。
あとがきの中の、『魔術はファンタジーではなく歴史』という言葉が印象的でした。
中世の歴史、特に魔女裁判について興味のある方にオススメです
