海外ミステリが好きで、いろいろ読んでいて思うのは『法廷ミステリにハズレなし』。
法廷…って聞くとなんだか固そうで難しそうな気がするけど、実際読んでみると「犯人は犯罪を犯しているのか?」の真実が明らかになっていくところから、陪審員との駆け引き、クライマックスで大どんでん返しの驚きの証言が出てきたりと、びっくりするくらい面白い作品が多い。
というわけでこの作品。コミックでは珍しいと思うけど、リーガルサスペンスです。
舞台はゾンビと人間が混在する世界。
そこで「ゾンビは生物学的に死んでいるのか?」というテーマで法廷で争っています。
この作品…すっごく面白かった!!
すっきりした綺麗な絵。次々起こる事件にあっという間に物語に引き込まれる。
陪審員たちもちょこっと出てきて、私はふふふとなりました。
本格的なミステリ読み込んでいたらちょっと物足りなくなるかもしれないけど、ライト版法廷ミステリって感じでミステリ好きならきっと楽しめると思います。
ラストが、いいです。
この終わり方は想像していなかった。
全体的に誠実で優しくて、読後感は◎。
とてもオススメです

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