※軽いネタバレを含みますので、「ブレードランナー2049」を
楽しみに待っている方は読まないでください。
「ブレードランナー」をこよなく愛している私、
「ブレードランナー2049」の公開を、涎を垂らして待っておりました。
愛するブレードランナーのメガホンを、リドリー・スコットに
次いでとったのは、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督。
前作の「メッセージ」で滂沱の涙を流し、
これは「ブレードランナー」も期待できるぜ‼︎と確信しました。
絶対絶対ぜーったい‼︎劇場で観たい‼︎
しかし、日本では27日から公開、なのですっかり油断していました。
スーパーで買ってきた雑誌をパラパラめくっていたら
あれ…ドバイではもう公開している…⁈
しまった‼︎と慌てて映画館を調べると
ど近所の映画館では既に上映終了
ドバイ全体でも、来週には終わってそうな雰囲気です。
そう…ドバイの映画館は上映期間がめちゃ短いのです。
上映作品がハリウッドとボリウッドと多種類あるからでしょうか…
ブロックバスターでも、すごく短い。
おかげで昨年末も「ローグワン」を見逃しました
超劇場で観たかったのに…。
もう急いで観に行かなくちゃ…！
しかし、子どもたちは連れていけませんから
彼女らが学校に行く間に観なければなりません。
午前中の上映があるのは、3館のみ。
上映時間は2時間45分、10時台のスタートだと、
つーこのお迎えに間に合うか、微妙です
一番近いのはブルジュマンの映画館ですが、標準での上映しかない。
距離のある2館では、IMAXか3Dが選べます。
う…IMAXで観られると知ってしまったら、
IMAXがいい‼︎
うううー、どうしよう…。
悩んでいたら、土曜日の朝、
夫婦喧嘩が勃発しまして。
夫、子どもらを連れて出かけていきました。
あれっ…チャンスじゃない⁈
…というわけで、フェスティバル・シティの映画館へダッシュ‼︎
ここのIMAXシアターは、すごく立派でした
スクリーンはバカでかく、音響も素晴らしく、席は心地よい。
そんなシアターで、お客さんは私を入れて、
なんと！10人足らず
私の一列、だーれもいません。
劇場のど真ん中の席で、貸し切り気分です
ドバイの映画館っていつもそうなんです。
「モアナ」を観にいったときも、うちと2家族だけ。
席数の多いシネコンが勿体ないです嬉しいけど。
嬉しいけど。「ブレードランナー2049」はどうだったかと言うと、
センチメンタルで、私は好きでした
高校生のときに惚れ込んだ、ノワールな雰囲気、
日本語が飛び交う、あの雨降りしきる暗いLAの街が
今の時代らしく、いい感じにアップデートされていまして
IMAXで観て正解！の、スケールの大きな映像美でした。
キューバの美人女優、アナ・デ・アルマスちゃんは
本当にアニメのような左右対称のお顔で、
純愛に潤ませる大きな瞳に、萌えるどころか
完全にハートを撃ち抜かれましたし
私の初恋のスター、ハリソン・フォード演じるデッカードには
「あああ、おじいちゃんをそんなに虐めないで…！」とハラハラしました。
」とハラハラしました。ハン・ソロやインディ・ジョーンズとは違う、老けぶりでした（笑）
ロビン・ライトも年の重ねっぷりが、かっこいいなあ
本作、「メッセージ」同様、ムスメものの作品でもありました。
「インターステラー」で覚えた感動に、ちょっと近いものがあるかな…
という点で、女の子の親としてもグッと来たのでした。
劇場を出たら、フェスティバルシティの屋根から
夕陽が射し込む様子が、ブレードランナーの世界みたい。
ここで観て、よかったです。
12月の「ラスト・ジェダイ」もこのIMAXで観たいなあ〜
キャス・キッドソンがピーターパンとコラボ中で、可愛い
いやー、これホント可愛いです
マッシモ・ドゥッティの革ジャンが半額になっていたのを
買わなかったのがひっかかっています。欲しい…。
そして、マグノリア・ベーカリーの店舗が可愛かったです。
可愛いなあ、と思うけれど、甘そうで食べたことないのよね…
夫婦喧嘩のおかげで、リフレッシュできちゃいました
夫婦喧嘩のおかげで、リフレッシュできちゃいました
2人子連れで赴任帯同、ドバイ在住1年になりました。
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