3月下旬、昨日の記事のとおり、弾丸でドバイから日本に一時帰国してきました。
期間が短いのもツラい…が、さらにツラいのが今回は直通便が取れなかったこと
私は飛行機が大好きなので、大人だけだったらトランジットもウェルカム
乗ったことのないエアラインにも乗れてワクワク〜なのですが
5歳と2歳の小悪魔たちが一緒となると…
想像しただけで身の毛もよだつばかりでありました…
利用したのはキャセイ・パシフィック。
香港のエアラインです。
エミレーツの直航便以外でドバイ⇄日本間を移動するには
カタール航空、シンガポール航空、フライドバイ+タイ航空など、いくつかの選択肢がありますが
その時点でトランジットの時間がいちばん短かったのがキャセイでした。
行きは17:55にドバイ空港を出て、香港時間の5:00(ドバイは真夜中1時)に香港着
そこで3時間40分待って、日本時間の13:25に羽田に着きます。
帰りは10:50に成田空港を発ち、香港時間の14:40に香港着
2時間後に出発して、ドバイの21時(日本の真夜中2時)に到着します。
いやいやいや…
行きはともかく…
帰りは思いっきり
子どもたち起きてる時間じゃないですか!
しかし、とってしまった航空券はもう変更できず、泣く泣くこの便で帰ったのでした
嬉しかったのは、機内でもらえる子どもキット。
めっちゃ可愛い‼︎ネズミだー
これには、子供たちのテンションもあがりました。(※注: 下のここたまは、日本で買った「たのしい幼稚園」です)
エミレーツほど充実してはいませんが
子ども向けのアニメもちゃんとありました。
日本語吹き替えのものも、いくつか選択肢があります。
つーこはお気に入りの『ドーラ』を英語で観ています。
5歳のはーこが楽しみにしていたゲームは
小学校中学年にはならないとできないかな〜というものばかりで
ひたすら本を読んでいました。
機内用にこれ買っといてよかったー‼︎
キッズミールはこんな感じでした。私史上1位に入りそうなくらい、すごくおいしかったので
当たればすごくいいんだと思います
ドバイ→香港の、ラザニア的なベジタリアンメニューはトマトソースがおいしくて
子どもたちも「おいしい‼︎」とがっついたし
香港→日本は、こんな可愛い箱に入ってきたのですが
中身は、中華麺の焼きそばと点心で、嬉しおいしかったです
結果的に一番大変だったのは
往路の香港に着いたところでした。
なにしろ、ドバイでは深夜1時、普段なら熟睡している時間です。
起こしたら当然不機嫌で、泣きわめくチビ2人…。
キッズエリアに連れていって、やっと少し落ち着きました。
キッズエリアと言っても、テレビしかないのですがあるだけいいよね!
香港時間でもまだ朝5時なので、お店はほとんど開いていません。しかしながら、どうにも真夜中の胃腸が食べる気になってくれなかったのでした。
仕方なく、明けていく空を眺めて過ごしました。
復路は昼便でしたが、日本から香港へは、日本で購入した幼児雑誌などで乗り切りました。
飛行機が遅れたり、手荷物検査などを経たりで、
帰りの香港国際空港では、2時間あるはずが実質30分も待たずにトランジット。
香港→ドバイでは、子どもたちがずいぶん寝てくれて助かりました
左太ももは上の子、右太ももは下の子の枕な状態が4時間ほど続いたので
こうして人はエコノミー症候群になるのか…と実感できましたが
ドバイに着いたら、大きめのはずのスニーカーが入らなくて焦りました
フライトが長かったぶん、映画は計6本観られました
行きは
『ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期』
『君の名は』
『ベストセラー編集者 パーキンスに捧ぐ』
とコリン・ファース祭り(君の名はは関係ないか…)
帰りは
『ザ・コンサルタント』
『アルゴ』
『バットマン vs スーパーマン』
とベン・アフレック祭りでした。
特に『ザ・コンサルタント』は、上の子が産まれてなかなか映画に行けなくなった頃から
ずっと愛読している、カミヤマさんのブログでレビューを読んで
観たくて仕方なかった作品だったので、観られてよかったー
ベン・アフレックの鮮やかな暗殺っぷりが素敵です。
『アルゴ』はすぐ近くのお国、イランで起きた本当の事件をもとに作られた映画で
これもまた冒頭のマンガの部分からエンドロールのカーター大統領の肉声まで、非常に良くできた作品であり
超ハラハラして愉しめるエンターテインメントでもあり
「洋画クラシック」にカテゴライズされているのも頷けました。
バットマンなベン・アフレックも、意外に良かった!
ちゃんとブルース・ウェインでしたよ、いつもより思慮が浅い感じではありましたが…。
対スーパーマン用のバットスーツは、なんだかいつもと違ってスタイリッシュさに欠け、あまり好きではなかったし
マスクを割るのもやめてほしかったのですが
アイアンマンほどのスーパー武装でもない、生身の人間にしては
宇宙人たちとがんばって戦っていたと思います。
ワンダー・ウーマンもかっこよすぎたなあ
話がよくわからなかったり、スーパーマンの父親役がケビン・コスナーで
「え?チョイ役⁈」と驚愕してしまったり。
これから観られる方は、前作とあわせて観ることをお勧めします。
でも、いちばんハラハラしたのは、ブリジット・ジョーンズでしょうか(笑)
修羅場すぎて面白かったです。
赤ちゃんの父親なら、私は違うほうを選ぶけどな…
レネー・ゼルウィガーは整形で別人になってしまったと思っていましたが
ブリジット、老けて可愛くなくなっちゃったな…くらいで
違和感はそこまででもありませんでした。
それより、前作であんなに素敵だったコリン・ファースと
なぜそのまま結婚しなかったかがやっぱり不思議…。
…だらだら映画話を書いてしまいましたが、
要は久々にたくさん観られて嬉しかったのでした
でも子連れの飛行機移動は…
やっぱりトランジットなしで行きたいものです
長期間滞在するならまだしもねー…
さて、キャセイのサービスは良かったのですが、
ドバイ空港のイミグレでちょっとモヤモヤすることが…。
21時台のドバイ空港は、ヨーロッパからの到着便が多く、イミグレが長蛇の列になるのです。
そんなとき、UAE在住者には、エミレーツIDを登録しておくと
ピッとするだけで通れるはずの自動化ゲートがあります
よし、そこに並ぼうと思ったら、列があるべきところの横にずらっと並んだソファに腰掛けていた
キャセイのCAさんたち20数名が「私たち並んでるんですよ」と。
えー、先に並んでるのは勿論仕方ないけど、とても並んでいるように見えませんでした…
そして自動化ゲートのはずなのに、20数名をさばくにはとても時間がかかりそう…
早足で飛行機から降りてきていたので、イミグレ前に来たときはまださほど混雑していなかったのですが
諦めて普通のイミグレの列に並ぼうとしたときには、もう列がズラーリ。
結局出るまでに1時間近くかかりました
CAさんたちも同じくらい時間がかかっていたので、
問題は空港のシステムにあるのでしょうが、なんだちょっと残念だったのでした。