11月に友人を案内したときの、話の続き…
2016年一番の贅沢はこれだったと思います
フライデーブランチ、どうせするなら一番いいとこに行ってみたい…
雑誌やウェブのクチコミ評などを調べてみた結果、
ドバイの高級リゾートホテル、マディナ・ジュメイラ・アルカスルホテルのブランチが良さそう
という結論に友人も私も達したので、
バウチャーもなくひとり1万8000円くらいと超高額でしたが
清水の舞台から飛び降りてみることにしました
こんな機会でもなけりゃ、家族では来れなさそうですから…。
子どもも連れていこうかと思っていましたが、
この日は夫が預かってくれて
はりきりすぎたか、遠くアル・アイン(アブダビの都市で、ドバイから車で2時間くらい)
の山腹でブランコに乗せてくれていました。
ブランチ会場にあった、フルーツカービングです。
酋長!
午前中はドバイモールをうろうろして、
そこからタクシーでエミレーツモールを過ぎてしばらく行きました。
タクシー代40AED未満だったと思います。
「ユニオンから モールオブザエミレーツ タクシーいくら」で検索して、当ブログにたどり着いた方がいらしたようですが
ユニオンからドバイモールまでで30AEDくらいです。
私はエミレーツモールならメトロで行きますが、
タクシーなら5、60AED、2000円するかしないかくらいじゃないかなーと思います。
そうしてタクシーでホテルに着きましたら…
ホテルの門から入り口まで、車窓に馬馬馬馬ー!
カルーセルのお馬さんのような馬オブジェがずらり並んで、お出迎えしてくれました。
↓一休さんのHPから画像お借りしてきました。
ゴゴゴゴージャス‼︎‼︎なんかもう私たち、Sex and the Cityの主人公になったみたいじゃない?
と2人で手を取り合いました
ホテル入り口についたら、マジでセックスアンドザシティな
グラマラスなドレスに身を包んだ、長身の欧米人女性4人組が立っていて
ますますテンションが上がります
中に入ったら…巨大なシャンデリアに瞠目のアラビア〜ンな装飾‼︎‼︎
もう完全に映画『セックスアンドザシティ2』の気分です‼︎
ドバイ生活4ヶ月目にして初めて来ました。
それは人工的な贅沢な空間なのかもしれないけれど
スーク・アル・バハールのディズニーシー感とはまたちょっと違って、華麗で
(なんかむちゃくちゃ言ってるかもしれない)
灼熱の夏と早朝お弁当生活で疲れていた私、もうはらはら涙が出そうでした
さて、フライデーブランチは公式ページにありますように、ホテル内の3つのレストランで開催されています。
アメリカンなステーキハウスのThe Hide、
スペイン料理のAl Hambraもありましたが、
やっぱりドバイらしい雰囲気のところがよくて、インターナショナル・レストランのArboretumで予約をとりました。
開場20分前くらいに着いて、まだレストランには入れなかったので
とりあえず素敵なホテル内を散策。
入り口すぐのピアノバーが、もう、映画みたい!
夜はさぞかし素敵だろうなあ…。
大勢のお客さんが、ブランチ会場のオープンを待っていました。
こんなところで、千夜一夜してみたい
国は全然違いますが、ソフィア・コッポラの『マリーアントワネット』で
夜な夜な酒杯を傾けながらゲームに興じる王侯貴族たちを思い出しました。
写真は20分前に撮ったので、まだまばらですが、
オープン直前はものすごい人だかりでした。
それも、金髪碧眼の欧米人ばかり
私の暮らしているオールド・ドバイにいる人々はインド、パキスタン、フィリピン人が主勢で、基本アジア出身者です。
でも、この日、ここでは、アジア人は私たちくらいでした。
とにかくドバイでこんなにたくさんの欧米人を見るのは初めてでビックリ
12時半、会場がオープンしました。
ドバイは本当に、エリアによって全然違うんだなあ、と実感します。
そして欧米には資産がある人が多いんだなあ…。
ホテル中央にある、この階段を皆で降りていきます。
なんだか舞踏会会場に入っていくような気分です
しかも、ウェルカムドリンク‼︎ウェルカムドリンクがある‼︎
サーモンとかは、他のフライデーブランチでも食べました。
でもでも!ここにはマグロもイカも白身魚もホタテも穴子も!
私の大好きな赤貝までありました。
(興奮しすぎてイタリックにしてしまった)
あと、嬉しいのはお寿司じゃなくてお刺身があるとこ。
お酒が飲みたいから、シャリは邪魔なんです。
胃をお米で埋めたくないの…!私はアルコールを入れたいの…!
酒飲みが飲める自由を抑圧されると、こうなります。
完敗だ…。
というわけで、まずこれでカンパイ
あ、シャリもとってた…
インド、ベトナム、メキシコ、イタリア、イギリス…いろんな国の料理が並んでいました。
巨大なフライパンにいっぱいのパエリアもあります。
面白いのは、いろんなお酒の銘柄がブースを出していたことです。
ありとあらゆる料理が並んでいましたが、お寿司が一番人が群がっていました。
欧米の皆さんには、やっぱりヘルシーフードのSUSHIが人気あるのかなあ。
割ったココナッツに入れてくれます。
メイソンジャーに取っ手がついたような、おしゃれジョッキに入ってます。
いろんな宗教ごちゃまぜの骨董品やカーペットのお店に並んで
この他にもいろいろありました。
各社サンプル提供してるのかな?いい宣伝になりますよね!
カクテルは全部飲んだと思うけれど(マリブは3杯飲んだな…)
ワインが見つからずウロウロしていたら
お腹がもうぽんぽんになりかけたあたりで、
他の2つのレストランにも自由に行き来できることに気がつきました
特にスペイン料理のほうは、生ハムやチョリソなど普段食べにくい豚肉、
何種類ものチーズに、ワインに合うチョコレートなどが並んでいます。
しまった…!
そしてみんなやっぱりArboretumがいいのか、こちらは空いていたので
もし次回があったとすれば、ここで予約をとりたいと思います。
次回…このお値段、夫が許してくれるかなあ
ただ、日本でもホテルのフレンチとか、鉄板焼きとかで
2万円超えるコースってけっこうありますよね。
日本のホテルディナーだと静かな、悪く言えば堅苦しいお食事になっちゃうけれど
フライデーブランチはわいわいがやがや、大の大人が大騒ぎ
特にここはパーティ、パーティな、大人のお祭りというイメージでした。
特にここはパーティ、パーティな、大人のお祭りというイメージでした。
辛気くさく静かに食べるよりは、2万円超えないお値段で
この海が見える開放的な環境で、楽しく食べるほうが
私はいいかなあ!と思ったりして…。
なんてことを夫に話したら
ドバイには、日本でやるよりは安くて派手なものが多いけれど
「日本よりちょっと安い」をつい沢山しちゃうからお金がなくなるんじゃない?
と言われ、それもまた図星なのでありました…
ま、ここぞというときはね、楽しめばいいよね…。
でも、ここでの、普段の生活では出会わない層の人たちの人間観察は楽しかったです。
バケーションで来ているのか、南のリゾート地域に住んでいる人たちなのかわかりませんが
隣のテーブルではジローラモをもっとチャラチャラさせたような伊達男が
きれいなお姉様4人をはべらせて、ひたすら野菜を食べていたり
その向こうでは、赤ちゃん連れのパパママ会が開かれていたり
遠くのテーブルでは大人数の若いイギリス人っぽい集団がわいわい騒いでいたり…。
アラブ人の家族も1組いて、やっぱりご主人はずっとオレンジジュースを飲んでいました。
ちなみに子どもは連れてこなくてよかったです。
family friendlyな、子ども向けの料理や遊び場があるフライデーブランチとは違ってここは大人向け、
実際4歳から有料だし、
子どもはまだ食べもしなければ動き回りもしない赤ちゃんがいたくらいでした。
家族で行くならば、同じホテル内にあるレストラン、Hanaayaは
12歳まで無料で少し安く、友人の情報によれば
こちらにもお寿司があり、アイスクリームも絶品だそうです。
行ってみたい…
トシなのか、普段飲む量が減っているからなのか
想定ほどたくさんは飲み食いできなくて
ブランチが終わる前に切り上げて、周りをぶらぶらすることにしました。
こちらのホテル、なんとホテル内をアブラ(渡し船)が運行しています。
ホテル内にこんなスークがあるとは
しかも実際のスークよりきれいで、『インディ・ジョーンズ』なんかで見たような
中東のスークのイメージです…いや、きれいすぎるかな?
売られているものも、「いいもの」でした。
ベビー用品や可愛いグッズも販売されています。
Yちゃんに夫さん、来させてくれてありがとうー