「学童保育をやめたいと感じる理由」は「学童保育が良くならない理由」と同じ | 低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

低学年との信頼関係の作り方:学童保育支援員さとさん

学童保育18年ベテラン指導員さとさんが学童保育生活向上のためのスキル・テクニックを実践する中で確信している小学低学年の子どもとの信頼関係の作り方をお伝えします。

こんにちは、学童保育生活向上研究所SAT所長さとさんです。

 

マイナビのHPにあった学童保育をやめたいと感じる理由。

 

 

転職をサポートするサイトなので、当然のことながら向いていない人は新しい仕事を!と書くのだけどね(笑)

 

 

  • 同僚や保護者との関係にストレスを感じる
  • 人手不足により体力的に勤務がきつい
  • 給料や待遇が仕事量に見合っていない

 

どの理由も、どの仕事にも当てはまりそうだが…

 

学童保育で特に大変なところは、一つ目の項目のこれ

 

同僚

 

学童保育は少人数での運営が多く、職場の人間関係にストレスを感じやすい傾向があります。たとえば同僚の指導員と不和になると、険悪な雰囲気はなかなか解消できません。狭い職場では不和の相手と何度も顔を合わせることになり、ストレスを感じてしまいます。

 

マイナビ保育士から抜粋

 

文章量は少なめですが、理由のトップに書いてある。

 

経験的にも、間違いなくこれが一番の理由です。

 

 

 同僚に合わせるの2面性

 

このストレスを引き受けてまで支援員をしたいという稀な人もいるかもしれない。そうすると、同僚や上司に合わせていくことになるのが一般的だろうね。

 

この時に、対話ができると、いい方向も探れそうだが、日本人は対話が苦手なんでね…

 

その学童保育がどんな学童保育かにもよるのだが、困ったパターンはいくつかありだろう

 

 

  • 支援員が学童保育の独裁者パターン
  • 学童崩壊で子どもの言いなりパターン
  • 子どもより支援員の居場所パターン

 

正直、所長のさとさんとしては、学童保育で働きたいと思っていて、こういう児童クラブに出くわしてしまったら、すぐに別の学童保育を探すことをお勧めします。

 

もっと、いい環境の学童保育があるはずです。そんな学童保育でも、やっぱり人員は不足している場合がほとんどだと思うんでね。

 

探してみてほしいです。

 

それでも、同僚に合わせて働くとなると、同じことをしなければなくなります。

 

違うことをすると、同僚とのストレスが増すことになる。

 

結果、よりよい学童保育とは真逆の方向に進みます。

 

同僚に合わす≒学童保育環境が悪化

 

 

 不適切保育

 

所長の私自身、学童保育に働く一人の支援員として、不適切保育という言葉に怖さを感じます。

 

確かに、不適切な保育は良くないが、この言葉だけが独り歩きをして、過剰な行政からの要求を受け入れていかなければならなくなるのかもしれないと思うからです。

 

学童保育で働きたい!続けたい!と思ってくれる方がいることは、とても嬉しい。

 

ぜひ、不適切保育ということから目を背けることなく、社会で騒がれているニュースに目を通してくださいね。

 

そして、自分たちのやっていることをあらためて見つめなおし、保護者も含めた子どもとのコミュニケーションをさらによくなるように頑張ってください。

 

子どもとのコミュニケーションについては、「3つのきく」を取り入れることを所長は劇推しです。

 

 

日本人の苦手な対話をする児童クラブになりますよ。

 

 

 


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※上級はさとさんはアシスタント。