【新着】エチオピア シェカG-1 カヨカミノ農園 ナチュラル | 里芋とがらぱごすブログ

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新着コーヒーです。

 

エチオピア シェカG-1 カヨカミノ農園 ナチュラル

 

 

 

久しぶりの、エチオピアのシンプルなナチュラル。

 

焙煎度合いは中煎りです。

 

 

カシスやベリーのアロマ

少し感じるスパイシーさとまったりした質感と甘み

後味はすっきりしてくどくない

 

派手派手しい発酵感はありません

 

 

落ち着いて飲める味わいで、往年のエチオピア・コーヒーの良さを表現しているという印象を受けましたニコニコ

 

 

私はドリップで淹れて、濃さを楽しむのが好きかな。

 

 

そして、フルーツ系の風味のお菓子と相性が良いです。

ドライフルーツ入りの焼き菓子とかね。最高です口笛

 

 

 

 

 

エチオピアのコーヒーは、以下いずれかのカテゴリーで生産されています

生産環境・形態がどうなのか、ということです

 

 

フォレスト(8-10%)…人の手が入っていない自然森林。国や行政が管理。自生している野生種

セミ・フォレスト(30-35%)…人の手がやや入る森林、野生種の成長環境・再生管理を行う

ガーデン(50-55%)…フォレストを人為的に模倣している庭園コーヒー。木の成長は原則自然に任せる

プランテーション(5-8%)…会社や個人経営者などのいわゆる農園。施肥や殺虫剤など積極的に人の手が介入

 

 

現在エチオピアコーヒーの45%ほどがフォレストあるいはセミ・フォレストカテゴリー生まれのコーヒーと云う事になります

 

 

しかしエチオピアも気候温暖化や牧草地化、麻薬などへの転作などにより、森林自体が減少しているという問題があります。

 

その事態を憂慮した輸出業者モプラコ社が、2018年、エチオピア南西部シェカの地、標高1,900-2,100mの150Haの広大な森の中に興した農園が、カヨカミノ農園です

 

 

 

モプラコ社直営のカヨカミノ農園は、ガンベラ指定自然保護公園の周辺、古来からのシダ植物が自生するシェカの地で、森を守りフォレストコーヒーを守り、高品質なコーヒーを生み出す活動を行っています

 

 

 

エチオピアの森林が減少するという事は、多種多様な原生種や未知の品種が失われるということに直結するので

 

結構ヘビーな問題ですね…悲しい