こんばんは、日景聡子です。
 
曇ったり晴れたり、札幌は落ち着かない天候が続いていますが、
もうすぐ本格的な夏ですね。
 
この時期、シミが気になってきた!という方も
多いのではないでしょうか。
 
シミのご相談に来る方をよくよく診察しますと
かなりの確率で肝斑(かんぱん)を合併しています。
 
 

肝斑って何?という方、こちらのシミの分類をご覧くださいね。

 
肝斑は複数の原因があるのですが、
一番大きい要素は「こすり過ぎ」だと言われています。
 
そのため私はいつもこんな風にご説明しています。
 
「くすみを取ろうとしてぐりぐりマッサージしたり、
 
化粧水が奥に入るようにとパチパチ叩いたり、
 
シミが隠れるようにとコンシーラーをゴシゴシ刷り込むのは
 
肝斑を悪化させる原因になるんですよ」
 
ジェスチャーも交えてお伝えしていますが(笑)、
患者様からはこんなリアクションが返ってきます。
 
「え、私のしていること、どうしてわかっちゃうんですか?!」
 
「良かれと思ってやっていたこと、全部ダメだったんですね…」
 
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おうちでシミを何とかしたいと努力されるお気持ち、
すごくわかります。
 
でも、「何もしないこと」が大切な場合もあるんです。
 
こすり過ぎをやめるのは、今日からでもすぐできますよね。
 
日焼け止めや下地クリームは、
こすらないように優しくつけましょう。
 
手のひら全体に伸ばして、顔を包み込むようにして
優しく押さえながらつけるとうまく行きます。
 
細かい部分だけ指でそっと伸ばすといいですね。
 
基礎化粧品を何種類も塗っている方は
こするリスクが上がりますので特に注意です。
 
 
私は美容医療に携わっていますので、
肝斑に対する治療薬や医療機器も扱っています。
 
もちろん効果はあるのですが、
あなたの普段のスキンケアを見直すことで
更に結果が違ってきます。
 
月1回、特別な治療をしたとしても、
残り29日で間違ったことをしていては
思ったほどの効果が得られないんです。
 
それって、すごくもったいないですし、
治療する側としてもとても残念です。
 
 

おうちでの「頑張り過ぎなスキンケア」は

医学的に良くないことも多いです。
 
 
あなたもこんなこと、していませんか?
 
せっかくの治療が無駄にならないために
普段からできること、これからもお伝えしていきますね。
 
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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