昨日、「肌断食」失敗…考えられる理由3つ!のその1を書きました。
今日は意外?な理由、その2です。
肌断食との結びつくなんて、あまり思いつかないかもしれませんね。
健康な肌を作るためには、たんぱく質が必要です。
保湿成分の1つである天然保湿因子も、アミノ酸(たんぱく質の分解物)でできています。
肌や粘膜を整えるためのビタミンB群(B2,B6など)も必要です。
たんぱく質をきちんと代謝するために、ビタミンB群が必要だからです。
まだ私がスキンケアに無頓着だった頃、
肌断食をされている方が受診されました。
確か、顔が赤くなってしまった…というような理由だったと思います。
その方、生活にもかなりこだわっていらっしゃったので、
今でも覚えているんですよね。
市街地から遠く離れた田舎に住み、自給自足の生活。
ご自分が作った野菜だけを食べ、ベジタリアンの生活だとおっしゃっていました。
これではたんぱく質が摂れませんよね。
当時、肌断食やスキンケアについて知識が不十分だった私は、
こうしたことをきちんとお伝え出来ませんでした。
今ならもう少し踏み込んで、いろいろお力になれると思うのですが…
お肉も、ちゃんと食べないとダメなんですね。
体の中で皮膚の優先順位は低いので(命にかかわらないので)、
しっかりたんぱく質を摂らないと、他の臓器に取られてしまいます。
赤みのお肉が美肌作りに良いと言われるのは、
たんぱく質とビタミンB群が効率よく摂れるからなのです。
こちらの先生の本にとても詳しく書いてありますので、ぜひご覧ください
明日は、シリーズの最後、理由その3について書きますね。