札幌出身の皮膚科専門医/美容皮膚科女医のSatokoです。

 

日本では、ボジョレーヌーボーの季節のようですね。
たくさんの方のブログに、オシャレなチーズ盛り合わせとワインが…赤ワイン
 
うちは夫がワインを好きでないのと、
私が全くお酒を飲めないので、
毎年ニュースを見てはスルーしていますが…
 
チーズが大好きな私は、
この時期にデパ地下で試食しながら
新しい種類のチーズを買うのが大好きですラブ
 
さて、アメリカではもうすぐ、
Thanksgivingという一大行事を迎えます。
 
毎年11月の第4木曜日がThanksgivingです。
ちょうど今週なので、当日にまたご紹介しますね。
 
この時期は、クリスマスと並んで、
お店の売り上げが一気に増える時期なのです。
 
Amazon.comなどでは、先行してセールをしていたり、
いろいろな商品のお勧めが広告で出てきます。
 
そんな中、今アメリカで大人気のお人形があると知りました。
 
American Girlというお人形です。→公式サイトはこちらです
 
アメリカのお人形というと、バービーを真っ先に思い浮かべますが、
どうやら最近では、American Girlがバービーを凌ぐ人気なんだとか。
 
ポイントは、自分とそっくりな特徴を持ったお人形を選べること
 
肌の色、髪の色、目の色など、たくさんの種類があって、
当然アジア系の女の子もいます。
 
そして、小児がんの女の子が、あえて髪の毛のないお人形を
特別にカスタマイズしてもらった、という逸話もあるほどです。
 
もともとはアメリカの歴史を学ぶ意図もあったそうで、
ネイティブアメリカン(インディアンですね)のお人形もあります。
時代背景に基づいた、リアルな出来栄えにびっくり目
 
ハワイの女の子もいます。
 
服装もおしゃれで、お人形のお家や車など、
小物も凝っていて素敵ラブラブ
 
お人形用のカフェや美容室があったり、
お人形とお揃いで服を選べたり。
 
セレブキッズから火がついたんだそうで、
お値段は可愛くないのですが汗
 
さて、そのカスタマイズで驚いたこと。
 
何と、そばかすを付けるかどうか、選べるみたいです。
初めからそばかすが付いているお人形もいます。
 
その他、Onlineでは難しいようですが、
シカゴやニューヨークのお店では
いろいろとリクエストできるらしいです。
 
学校行事で子ども達のお友達に会う機会がありますが、
5歳頃からそばかすがある子も、ちらほらいます。
そばかすは、頬だけでなく、おでこにもできます。
 
もちろん、気にする子もいるのでしょうが、
こうやって可愛らしいお人形にも付いているのであれば、
チャームポイントとして受け入れられそうですね。
 
アメリカ人のお友達がシミをあまり気にしないのは、
もしかすると幼少時からそばかすのある子が
周りにたくさんいるからかもしれませんね。
 
むしろ、シワやたるみなど、
形態的な変化を気にする人が多いと聞きます。
 
さて、そんなAmerican Girl、
アメリカのお人形にしては、何か違和感がありました。
 
どうしてだろう…と考えて気づきました。
顔の輪郭が、まるいんですよね。
 
(↑商品サイトから画像をお借りしました)
 
 
バービーの場合。
barbie
(↑商品サイトから画像をお借りしました)
 
ほほ骨の部分が高くて、その外側に影ができる。
これが、アメリカ人の典型的な美のアイコンです。
 
実際、ヒアルロン酸を入れる時も、
こういった輪郭を意識して注入していきます。
 
そして、歯を見せて笑う。(→その話はこちらです
 
 
では、リカちゃん人形。
rika
(↑これまた商品サイトから画像をお借りしました)
 
顔が全体的にまるい感じです。
そして、歯を見せずに微笑む。
日本人の女の子に刻まれる、美の基準ですね。
 
母によると、私はあんまりお人形に興味がなかったようですが…汗
 
いずれにしても、お人形というのは、
女の子の感性を豊かにしてくれるものであり、
潜在的にイメージとして擦りこまれるものなのかもしれません。
 
もしかしたら年明けにシカゴへ行くかもしれないので、
その時はAmerican Girlのお店を覗いてみたいと思いますニコニコ
 
いつも最後までお読みいただき、ありがとうございます。