アナーバーも、紅葉真っ盛りになってきました🍂
（雨が続いて、葉が落ちてしまったところもありますが…
）
↑ミシガン大学のキャンパス。石造りの建物や時計塔と紅葉がマッチしています。
さて、加齢とともに、
人の皮膚も赤みや黄色みを帯びるのはご存知ですか？
「え、茶色じゃなくて？」
と思われる方の方が多いと思います。
確かに、メラニンの蓄積による茶色みもあります。
しかし、加齢による皮膚色の変化は、
さまざまな原因で起こります。
これが、いわゆる「くすみ」と表現されるんですね。
赤みは、毛細血管の拡張や
炎症の持続がメインの理由です。
加齢による毛細血管拡張、
こすり過ぎなどによる細かな炎症の持続、ニキビ跡など…
実は私は、
シミよりもこっちの方が目立つんですよね
スキンケアに気を配りつつ、
レーザー治療等で改善できます。
黄色みは、いわゆる「黄ぐすみ」とも言われ、
最近雑誌等でも取り上げられているみたいですね。
（日本の情報には少し疎いです）
黄ぐすみの原因は複数考えられます↓
紫外線よりも皮膚の奥深くまで届く赤外線が
真皮のコラーゲン線維やエラスチン線維にダメージを与えているのではないかと
言われ始めています。
つまり、紫外線対策だけではダメ！ということですね。
最近は、近赤外線もカットする日焼け止めが出てきています。
表皮、そして真皮（コラーゲンやエラスチンといった線維）が
糖化（糖と結びつく）やカルボニル化（脂質と結びつく）といった化学反応を起こすことで、
乾燥肌、線維の変性・変色を招いてしまいます。
真皮の線維は、
皮膚の弾力を保つのに大切なものなので、
これが傷つくと、しわやたるみに繋がってしまいます
糖質の多い食事は、
糖化を促進させてしまいます。
また、血糖値が大きく変動しないよう、
食べ方の工夫が必要になってきます。
ただ、食べる順番については、
美容のドクターの間でも意見が分かれています。
野菜を最初に食べる「ベジタブルファースト」か、
それとも動物性たんぱく質から先に食べる「肉魚ファースト」か
お米などの炭水化物は最後に控えめに食べましょう、
というのは一致しています。
炭水化物の摂りすぎには注意したいですね。
カルボニル化に関しては、
過酸化脂質が原因になるので、
抗酸化作用のある食べ物を
たくさん食べるといいそうです。
具体的には、ビタミンC、Eやβカロテンです。
緑黄色野菜やナッツ類ですね。
摂取する油は、亜麻仁油（オメガ3脂肪酸）がいいんだそうです。
カルボニル化については、
資生堂が発見し発表しましたが、
そのレポートによると、
40代以降で起こりやすくなるそうです。
そして…アルコールや甘いものは
皮脂分泌と深い関係があります
アルコールや糖質をたくさん摂ると、
代謝の過程でビタミンB群が消費されてしまいます。
ビタミンB群は皮脂の分泌を抑える働きがあるのですが、
それが足りなくなると、
皮脂が増えて過酸化脂質も増えてしまいます
脂漏性皮膚炎（頭皮や顔によく出る、赤くカサカサした皮膚炎）やニキビの方に
ビタミンBの飲み薬が処方されるのは、
皮脂の分泌を抑えるためです。
脂漏性皮膚炎には、
過酸化脂質が関連していると言われています。
皮膚は表面から表皮、真皮、皮下脂肪、筋肉…となっていきます。
ざっくり言うと、表皮は細胞がターンオーバーして生まれ変わる部分、
真皮は血管や線維があって、皮膚の弾力を担っている部分です。
ダメージを受け黄色くなった線維が生まれ変わるには
数年（文献によっては15年！）かかるんだそうです
食べ物にも気を付けて、
予防に力を入れていきたいですね
アメリカの代表的料理といえば、
ピザ、ハンバーガー、マック＆チーズ、そしてポテトフライ
（マック＆チーズとは、マカロニとチーズが入ったグラタン？みたいな家庭料理のことです。）
さらに、ハロウィン、バレンタインデー、イースター…と
お菓子を配るイベントも盛りだくさんです
とても楽しいんですけど…
私も糖質に溺れないように気をつけなきゃ、です
（今月は、アップルサイダーとドーナツを
たくさん食べてしまいました…
）
アップルサイダーって何ですか？という方は、
こちらの記事もお読みくださいね
↓