日本から持ってきた「日本昔ばなし」のDVD、次女と観ることが多いのですが、
その中に「耳なし芳一」の話があります。
皆さん、覚えていらっしゃいますか?
お寺に住んでいた盲目の芳一が、ある日怨霊に取りつかれてしまいます。
和尚さんは、芳一の姿を怨霊から見えなくするため、体中にお経を書くのですが、
お経を書き忘れた耳だけが見えたままになっていたので怨霊に見つかってしまい、
耳をもぎ取られてしまう、というストーリーでしたよね
怨霊が芳一を探すときに、「ほ~~~いち~~…」と何度も呼ぶので、
タイトルに採用しました(笑)
この話と日焼け止め、何の関係があるかというと…
実は耳は日焼け止めを塗り忘れやすい部分なんですよね
日焼け止めはデコルテまで!というのは常識になりつつあるので、
首や胸の上あたりまでは日焼け止めを塗っている女性が多いと思います。
顔に比べて首が光老化しているのは嫌ですもんね
そんな中、耳というのは意外に盲点なんです
「耳なし芳一」を観るたびに、日焼け止めの話を思い出してしまうのは、そのためです。
顔や首に気を配っていても…知らず知らず、耳だけ紫外線のダメージを受けてしまいます。
実際、診察していると、耳たぶにできる悪性腫瘍は珍しくありません。
耳のケアも忘れずに…
いつまでも、素敵なピアスやイアリングが似合う耳でいたいですね
髪を縛る女性は特に、意識して耳に日焼け止めを塗ってくださいね
親指、人差し指、中指で耳をつまむようにして塗ると、うまく行きますよ