こんにちは。
札幌出身の皮膚科専門医/美容皮膚科女医のSatokoです。
今日は夕方からWebinarという全米でライブ配信されるWebセミナーを受講予定です。
Cutera社のピコ秒レーザーenLIGHTenを用いたタトゥー除去術というテーマです。
アメリカには4つの時間帯があるので、
ミシガンでは午後7時から、西海岸では午後4時からのセミナーです。
偶然と言ってもいいのかもしれませんが、
先ほど日本のCutera社からもenLIGHTenのユーザーズミーティングのお知らせが届きました。
(今は私は働いていないのですが、以前学会のCutera社のブースで名前を書いたことから、
こういったお知らせが定期的に送られてきます。)
日本のミーティングの内容は、「enLIGHTenを用いた良性色素性病変の治療」、
つまりシミの治療ですね。
こちらはWebセミナーではないので、アメリカからは参加できないのですが…
アメリカではタトゥーを入れることは特別なことでなく、街でもよく見かけます。
また、医師や弁護士など、いわゆる「ホワイトカラー」に属するような方でも
タトゥーを入れている人が多いんだそうです。
↑余談ですが、英語で「ホワイトカラー」とそのまま言っても意味通りに受け取ってもらえず、
白人のことを指していると思われてしまいました
日本ではタトゥー人口が少ないので、
ピコ秒レーザーの使い方としてはシミ取りの方がメインになるのでしょうね。
今までの機械で取り切れなかった薄いシミに効果が出たり、
炎症後色素沈着を起こさずにシミ取りができるようです。
今までのレーザーシミ取り治療は、
どうしても一時的に治療部位が茶色(炎症後色素沈着)になってしまい、
それが落ち着くまでに半年から1年程度待たなければならなかったのですが、
それがなくなるのであれば、画期的だと思います
同じ機械でも、国によってメインとなる使い方が異なるのは興味深いですね。
日本でピコ秒レーザーの勉強をするのが楽しみです
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