せめて春よ、早く来い | ミ―ナに恋をして

ミ―ナに恋をして

誰も読まない、誰も覗いてくれない、寂しくてしょうがない、甘えたい、すがりたい、泣きたくてしょうがない、でも、誰も助けてはくれない。そんなブログを書いてみよう。

せめて春よ、早く来い

いくらか気分も楽になる

 

うっぷん晴らしだ、憂さ晴らし

今の自分に安住できない

しっくりこない納得できない

もんもんと生きてる腑抜けの殻だ

情けないが、そんなもんだろ

あなたも私も似たもの同士

そんなに人間、甘くない

だからなんだ、早く来い

せめて春よ、早く来い

いくらか気分も楽になる

 

散る桜、残る桜も散る桜

覚悟などない、臆病者だ

薄っぺらに出来てる、八方美人

あれも、これも

そっちも、こっちも

欲張りなんだ、よくたがれ

 

傲慢に出来てる、意地汚いのである

ひとりで大きくなった顔をして

おごり高ぶる、恥をかく

醜態晒す、役立たず

情けないが、そんなもんだろ

 

「あめゆじゅ、とてちてけんじゃ」

宮沢賢治の妹、とし子の言葉

みぞれ交じりの雪が降る

病に伏した、とし子の願い

「あま雪を取ってきてください」

地方の言葉だ、方言だ

あなたに覚えて欲しいと、そう思う

口ずさんでほしいと、そう思う

枕元でつぶやく、かすかな言葉

その心の機微を感じて欲しい

 

好きな人と、ともに暮らしたい

好きな人のそばに居たい

妹思いの賢治の気持ち

心の叫び、心の悲鳴

願い叶わぬ夢を見る

 

「銀河鉄道の夜」宮沢賢治

織姫、彦星、天の川

七夕まつりを演出してる

 

土星とケンタウルス座

高校時代の親友、保阪嘉内(ほさかかない)

賢治の好きな星、土星が親友の嘉内(ニライカナイ)

ケンタウルス座の半人半馬が賢治

カンパネルラが親友の嘉内

ジョバンニが賢治になる

同性愛者という言葉が離れない

うがった見方をすればホモダチだ

どうしても忘れられない好きな人

岩手山に二人だけで登った思い出の人

 

賢治はもがき苦しむ修羅になる

鬼の形相で「鬼剣舞」を舞う

 

銀河鉄道の列車の窓から天の川が見える

土星とケンタウルス座が

そこにかかる橋を渡って再会する夢を見る

好きな人と共に暮らしたい

好きな人のそばに居たい

願い叶わぬ夢を見る

ゆがんだ心、修羅になる

草原をかける鬼になる

どうしようもない悲しみが

どうしようもない寂しさが

鬼の形相、修羅になる

うっぷん晴らしだ、憂さ晴らし

孤独を愛した人に違いない

俺は思う、そう思う