1990年9月 全米ヒット Nelson, Bell Biv DeVoe, Prince他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

90年代洋楽を時系列に振り返るコーナー9回目です。

 

今回は1990年9月分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。


振り返りなので、メジャーなTOP3ヒットは推し以外の曲にもコメントします。

 

中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m

 

 

1位 If Wishes Came True - Sweet Sensation

フリースタイル系の3人組ガールズ・グループ。エクスポゼとかカバー・ガールズみたいな感じですかね。ありきたりのバラードに聴こえるけど1位って凄いな。正直こういう系は苦手タラー

 

 

1位 Blaze Of Glory - Jon Bon Jovi

ジョン・ボン・ジョヴィのデビュー・ソロ・シングル。

ボン・ジョヴィの「ウォンテッド・デッド・オア・アライブ」を彷彿させるようなアーシーなパワー・バラード。演奏は渋くてカッコいいんだけど、曲自体は普通かな。

 

 

  1位 Release Me - Wilson Phillips 星星星星

先にヒットしたデビュー・シングル「Hold On」に続き2曲目の全米NO1。2週1位をキープしました。

溌溂とした「Hold On」に比べると、こちらはソフトなミディアム・バラード。西海岸らしい爽やかさは健在で、健康的で無垢な感じが魅力的照れ

 

 

  1位 (Can't Live Without Your) Love And Affection - Nelson 星星星星スター

カントリー・ミュージシャンのリッキー・ネルソンの双子の息子によるバンドのデビュー・シングル。

イケメン2人というビジュアル先行な感じもありましたが、いやいや、これイイ曲だと思いますよ。ポップで爽やかなロック・ナンバー。双子だけにハモリも息が合ってバッチり。自作曲で才能も感じさせますが、デビュー・アルバム以降人気が失速してしまったのは残念。

 

 

  3位 Unskinny Bop - Poison 星星星星

ポイズンの3作目のアルバムからの1stシングル。最高3位と彼らにとって2番目にヒットした曲になります。
ポップで軽いタッチの曲が多かったイメージですが、この曲は当時エアロスミスを手掛けていた、ブルース・フェアバーンのプロデュースということもあり、ノリは軽いけど適度な重さとハードさがあってカッコいいニコニコ

 

 

  3位 Do Me! - Bell Biv DeVoe 星星星星スター

ニュー・エディションのボビー・ブラウンでも、ラルフでもジョニー・ギルでもない、残党3人によるユニット。(失礼な言い方ですが当時多くの人がそう思っていたかと)

先に「Poison」が最高3位と大ヒットしましたが、2ndシングルもこれまた大ヒット。もはや売り上げではジョニー・ギルやラルフを凌いでいます。グルーヴィーでダンサブルなナンバーで、ビートは当時主流のニュージャック・スウィングですね。「Poison」に劣らずこちらもカッコいいです!

 

 

  6位 Thieves In The Temple - Prince 星星星星スター

アルバム「グラフィティ・ブリッジ」からのシングル・ヒット。

全米NO1ヒット「バットダンス」の勢いもあったと思いますが、ちょっと地味な曲の割に最高6位は大健闘だと思います。「ビートに抱かれて」やアルバム「アラウンド・ザ・ワールド...」あたりに通じる、ちょっとブルージーでロックっぽいサウンドですよね。プリンスらしいイイ曲だと思います。まだまだ絶好調期を感じさせる曲です。サビ前のブリッジ部での空耳「修理代、夜なべ~」も忘れられません(笑)

 

 

  9位 Epic - Faith No More 星星星星

アメリカのロックバンド、フェイス・ノー・モアの初ヒットで一発ヒット。

ヘヴィー・メタルとヒップ・ホップを組み合わせたレッチリみたいな曲ですが、この時点ではレッチリはヒット・チャートに登場してないんですよね。LAメタルがもてはやされた後、その後のロックの潮流を占う象徴的な曲のように思います。

 

 

  10位 My, My, My - Johnny Gill 星星星星スター

ニュー・エディション加入後の初ソロ・アルバム(実は通算では3枚目)から2曲目のシングル・ヒット。

これは名バラードですね~。ジョニー・ギルの素晴らしいパフォーマンスが堪能できます。まさに名唱で、鳥肌モノです。プロデュースはLAリード&ベビーフェイス。ケニーGも参加。

 

 

  12位 Can't Stop Fallin' Into Love - Cheap Trick 星星星星

アルバム「Busted」からの1stシングル。

ポップなミディアム・バラードで、ロビン・ザンダーのボーカルが円熟味を増して魅力的なんだけど、ちょっとロッド・スチュワートみたい。前作の大ブレイクを継続できず、結局これが最後のTOP40ヒットになってしまいました。いい曲だと思いますが、本来のこのバンドの魅力はこういうのじゃないはず。

 

 

というわけで、今回はここまで。

エイティーズ・ファンのみなさんの推しは何でしょうか!?ニコ