1981年11月 全米ヒット① Hall & Oates, Al Jarreau他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

す80年代洋楽を時系列に振り返るコーナー43回目です。

 

今回は1981年11月1~2週目分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。


振り返りなので、メジャーなTOP10ヒットは推し以外の曲にもコメントします。

 

中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m

 

 

  1位 Private Eyes - Daryl Hall & John Oates 星星星星星

ホール&オーツ、3曲目の全米NO1ヒット。2週間1位をキープしました。

彼らの代表曲で、80年代を代表する1曲と言ってよいでしょう。もう大好きすぎて、イントロ聴いただけでゾクゾクしちゃいます。ライヴも行ったけど、サビでみんな一体となってハンド・クラップしちゃうのとか最高に盛り上がります。オリビアの「フィジカル」が無ければ、もっと長く1位をキープしたはず。そのくらい完璧な曲だと思います照れ

 

 

5位 Trying To Live My Life Without You - Bob Seger

好調期のボブ・シーガー&ザ・シルヴァー・ブレット・バンドが、この年にリリースしたライヴ・アルバムからのシングル・ヒット。オリジナルはサザン・ソウル・シンガー、オーティス・クレイの1972年の曲。パワフルでソウルフルな歌唱は圧巻ではありますが、まあオリジナル聴いた方がいいかな。。。

 

 

  6位 The Night Owls  - Little River Band 星星星星

オーストラリアのロック・バンド、リトル・リヴァー・バンド、5曲目のTOP10ヒット。このグループ、意外にヒットが多いんですよね。

このグループにしては結構ヘヴィーな曲ですよね。ブルージーで渋カッコいいです。ハーモニーも良いですね~。ちなみにプロデュースはジョージ・マーティン。

 

 

  8位 I've Done Everything For You - Rick Springfield 星星星星

全米No1の「ジェシーズ・ガール」収録のアルバム『Working Class Dog』からの2ndシングル。
この曲のオリジナルは、サミー・ヘイガーの1978年作ですがヒットには至ってません。ポップで軽快なR&Rで、この人に良く合っていると思います。ナイス・カバーですね♪

 

 

10位 The Theme From Hill Street Blues - Mike Post Featuring Larry Carlton

タイトルの通り「Hill Street Blues」というテレビ・ドラマのテーマ曲。日本でも深夜に放映していたようです。

イージーリスニング風のインスト・ナンバー。まあドラマに思い入れもないし、敢えて聴くようなものではないかな。

 

 

  11位 When She Was My Girl - The Four Tops 星星星星

70年代中盤からヒットがなく低迷期を迎えていた老舗のR&Bボーカル・グループですが、レコード会社を移籍して一発目、会心のヒットが出ました。

洗練されたポップでミディアムなR&Bナンバーで、AORやブラコン時代のニーズにしっくりハマった感じですね。とりわけリーヴァイ・スタッブスのパワフルなボーカルが健在で魅力的照れ

 

 

  15位 We're In This Love Together - Al Jarreau 星星星星スター

アル・ジャロウはジャズ畑のシンガーで、ブラコン・ブームの時流に乗って最大のヒットとなったのがこの曲。

心地よく弾むライトでポップなメロディーがとても洗練されていて洒落てます。もちろん卓越した歌も魅力的。プロデュースは西海岸の要人ジェイ・グレイドン。

 

 

  17位 Say Goodbye To Hollywood - Billy Joel  星星星星

ライブ・アルバム『Songs In The Attic』からのシングル・ヒット。オリジナルは1976年の『ニューヨーク物語』に収録されていました。邦題「さよならハリウッド」そのまんまですね爆  笑

フィル・スペクター風のポップな曲で、実際ビリーはこの曲でフィル・スペクターが手掛けたロネッツの歌い方まで意識したそうな。オリジナルにはないサックスが印象的なんですが、なんかEストリート・バンドっぽいなと思って調べたら、1977年にロネッツのロニー・スペクターがビリーのこの曲をカバーしていて、その時に演奏を務めたのがEストリート・バンドだったようです。このライヴ・バージョンは、そのEストリート・バンドの演奏を意識しているのかもニコニコ

 

 

  17位 Just Once - Quincy Jones Feat. James Ingram 星星星星

ブラコン系R&Bシンガー、ジェイムス・イングラムのポップ・チャート初ヒット。

ちなみに「Zingara」というグループでボーカルをとった「Love's Calling」がこの前年にR&Bチャートで29位のヒットとなってます。これも隠れた名曲!

「愛のコリーダ」を収録したクインシー・ジョーンズのアルバム『The Dude』の中の1曲でボーカルとして客演したかたち。ピアノにデヴィッド・フォスターが参加しており、まあサウンドもそんな感じの肌触りですね。洗練されたブラコン・バラードで、黒さ控えめで少々淡白ではありますが、良い曲だと思いますニコニコ

 


というわけで、今回はここまで。

エイティーズ・ファンのみなさんの推しは何でしょうか!?ニコ