1990年1月 全米ヒット Janet Jackson, Motley Crue他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

80年代洋楽を時系列に振り返るコーナーに続き、平行して90年代編もスタートしたいと思います。

 

80年代に夢中になった洋楽も、リアルタイムではこの頃から徐々に遠ざかっていた頃。

 

あらためて振り返ってみることで新たな発見があるかもしれません!

 

では早速、90年代洋楽を時系列に振り返るコーナー1回目です。

 

今回は1990年1月分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。


振り返りなので、メジャーなTOP3ヒットは推し以外の曲にもコメントします。

 

中にはネガティブなコメントもあるかもしれませんが、あくまでも個人的な感想なのでご了承くださいませm(_ _ )m

 

 

  1位 How Am I Supposed To Live Without You - Michael Bolton  星星星星

80年代後半から数曲のスマッシュ・ヒットを放っていたマイケル・ボルトンですが、ここにきて初の全米NO1ゲット。3週連続キープしました。

同曲は既にローラ・ブラニガンが1983年に12位までヒットさせていますが、このマイケル・ボルトンが作った曲なのでセルフ・カバーになります。元々はエア・サプライ用に提供したようですが、断わられてローラ・ブラニガンに渡ったようです。

ローラ・ブラニガンのバージョンも良かったけど、マイケル・ボルトンのバージョンはより熱く歌い上げています。熱量が凄いですね。時に暑苦しいくらいですがあせる曲自体がすごく良いです。

 

 

  2位 Rhythm Nation - Janet Jackson  星星星星スター

アルバム「リズム・ネイション1814」からのセカンド・シングル。

尖ったファンク、ダンス・ナンバーで、当時凄く攻めてる感じがした曲。なんてったってスライの「サンキュー」使いですから、ファンク好きにはたまりません。惜しくも1位を逃しましたが、この時代の最先端をリードしているジャム&ルイスの気合が音全体に漲っているような気がします!

 

 

  2位 Pump Up The Jam - Technotronic Feat. Felly  星星星星

懐かしいですね~、この曲。

ベルギー出身のプロジェクトで、いかにもユーロっぽい音なんですが、アメリカでもこれだけウケたのが凄いな。当時日本でもクラブ・ブームとともにハウス・ミュージックがもてはやされた時代で、それを象徴する曲と言ってよいでしょう。私も当時この曲はもちろん、ハウスのオムニバスをよく聴いてましたっけ。シンプルな曲なんですが、このビートと印象的なボーカルのフレーズの反復。陶酔感というべきか、ダンス・ミュージックとしてのカタルシスがありますよね照れ

 

 

  3位 Downtown Train - Rod Stewart  星星星星

当時リリースされたベスト盤に新曲として収録された曲で、トム・ウェイツの1985年のアルバム「Rain Dogs」収録曲のカバー。

クセの凄いオリジナルと比べるとだいぶ爽やかで、この時期のロッドっぽい大人のバラードって感じ。まあ当時45歳ですから大人っぽいもなにもですが、やっぱりボーカルの魅力が光ってますね~。イイ声してますニコニコ

 

 

  4位 Everything - Jody Watley  星星星星

2作目のソロ・アルバム「Larger Than Life」から3曲目のシングル・ヒット。
前2曲のシングル「Real Love」「Friends」全てがTOP10入りしていて、絶好調期ですね♪しっとりしたブラコン・バラードで、まあ懐かしいですね。青春リアルタイムだっただけに、なんか甘酸っぱい気持ちになりますショボーン
 

 

  6位 Just Between You And Me - Lou Gramm  星星星星

元フォリナーのボーカリスト、ルー・グラムの2作目のソロ・アルバム『Long Hard Look』からのシングル・ヒット。
1stソロアルバムから「Midnight Blue」がヒット(1987年5位)しましたが、90年代に入ってもう一発ヒットが出るとはちょっと意外だったな~。80年代に活躍したアーティストの多くは90年代入って失速するパターンがほとんどですからね。まあでも、この曲は確かにイイ。ポップで爽やかだし、高音ボーカルの魅力が光ってます。これはヒットするのも納得♪
 

 

  7位 Free Fallin' - Tom Petty  星星星星

トム・ペティの1stソロ・アルバム『Full Moon Fever』から3曲目のシングル・ヒット。ハートブレイカーズを通算しても、これが最大のヒットとなりました。
ゆったりした曲ですが、味がありますよね~。初めて聴いたときはピンと来なたっかけど、何度も聴くうちにハマるスルメ曲だと思います。この人の曲はそういうのが凄く多い。
 

 

  18位 I'll Be Good To You - Quincy Jones  星星星星

76年にクインシーが手掛けた、ブラザーズ・ジョンソンのヒット・ナンバーとして有名な曲ですが、こちらはレイ・チャールズとチャカ・カーンをボーカルにフィーチャーしたリメイク。時代柄、ニュージャック・スウィングなリズムになっていますが、洗練されたサウンドに乗ったこの2人のボーカルが最大の魅力。レイ・チャールズのニュージャックなんてと思うかもしれませんが、凄くカッコいいんだな、これが!R&BチャートではもちろんNO1をゲットしています!

 

 

  27位 Kickstart My Heart - Motley Crue  星星星星スター

アメリカだけで600万枚も売れたアルバム「Dr. Feelgood」からの2ndシングル。

最高位27位とやや低調ですが、モトリー・クルーのシングル・ヒットではこれが1番好きかも。ドライヴ感があるR&Rでテンション上がるな~。めっちゃカッコいいです!

 

 

というわけで、今回はここまで。

皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうかニコ