1966年9月 全米ヒット The Supremes, The Beach Boys他 | The 80's Hit U.S.A.

The 80's Hit U.S.A.

愛して止まない80年代洋楽ヒット(アメリカ・ビルボードTOP40)の名曲を取り上げて行きたいと思います。70年代や90年代もやります。

60年代洋楽を時系列に振り返るコーナー21回目です。

 

今回は1966年9月分になります。

 

この期間の全米ビルボード・チャートTOP40で最も上位にのぼりつめた曲の中から、私の好みの度合いで5つ星評価し、4つ星以上を推しの曲としてピックアップしますニコニコ

 

4つ星と5つ星のあいだの微妙な加点はスターで表現しています。

 

 

  1位 Sunshine Superman - Donovan 星星星星

イギリスのボブ・ディランなんて呼ばれていたドノヴァンの最大のヒットで唯一の全米NO1。

ブルージーでファンキーなロック感覚あふれた曲なので、当時のブリティッシュ・インヴェイジョンの中で歓迎されたんでしょう。基本ポップですが、サイケな雰囲気で歌の内容もちょっとイっちゃってる感じなのが当時に若者にウケたんでしょうねアセアセちなみにレコーディングには、ジミー・ペイジやジョン・ポール・ジョーンズなど後のツェッペリンのメンバーが参加しているそうな。

 

 

  1位 You Can't Hurry Love - The Supremes 星星星星星

ダイアナ・ロス率いるスプリームス通算7曲目の全米NO1。2週1位をキープしました。邦題「恋はあせらず」

彼女たちの数あるヒットの中でも、個人的にはコレが決定版かな。実にキャッチーで楽しい曲ですね!イントロのベース・ラインからワクワクしてしまいます。歌も可愛らしいキュートな魅力にあふれていますが、後にフィル・コリンズがカバーして、全米TOP10入りの大ヒットに。おじさんが歌ってもキュートでしたラブ

 

 

  1位 Cherish - The Association 星星星星

西海岸出身のソフトロック・バンド、アソシエイション初の全米NO1。3週1位をキープしました。

ママス&パパス風ですかね。演奏やハーモニーが瑞々しいソフトなバラードで実にマイルドです照れちょっと微睡むような終わり方もステキ。

 

 

  5位 Bus Stop - The Hollies 星星星星スター

イギリス出身のロック・バンド、ホリーズのアメリカでのブレイク作。

この曲のライターは後の10ccのグレアム・グルードマンで、実にキャッチーな曲ですよね。この時代ならではの日本人も好きそうなベタな感じはありますが、いい曲です照れ

 

 

  6位 Land Of 1000 Dances - Wilson Pickett 星星星星スター

ウィルソン・ピケット最大のヒット。邦題「ダンス天国」

元々はR&Bシンガー、クリス・ケナーが1962年にレコーディングしたのがオリジナルで、いろんな人がカバーしてますが最も有名で商業的にも成功したのがこのウィルソン・ピケットのバージョン。いろんなバージョン聴いてみましたが、やはりこのウィルソン・ピケットのバージョンは熱量がハンパないですね~。圧倒的なド迫力です!!

 

 

  8位 Working In The Coal Mine - Lee Dorsey 星星星星

アメリカはニューオーリンズ出身のR&Bシンガー、リー・ドーシー最大のヒット。

ニューオーリンズならではのシンコペーションなリズム、ファンキーなグルーヴ感が実にいい感じですね~。プロデュースはニューオーリンズの重鎮アラン・トゥーサン。ちなみに過酷な環境で働く炭鉱夫の苦境を歌ってます。リズムでキーンっていってるのはツルハシを意識してるのかな?

 

 

  8位 Wouldn't It Be Nice - The Beach Boys 星星星星星

ビーチ・ボーイズの最高傑作とも称される有名アルバム『ペット・サウンズ』のオープニング・ナンバー。邦題「素敵じゃないか」

一時期ハマりにハマって、一日に何回も繰り返し聞いた曲です。太陽の光がふりそそぐようなキラキラしたポップで楽しい曲ですね~。サンシャイン・ポップって名称はまさにこの曲にこそ相応しい。彼らの数ある名曲の中でも群を抜いてると思います。最高8位は低すぎですって!

 

 

  11位 Eleanor Rigby - The Beatles 星星星星

アルバム「リボルバー」からのシングル・ヒット。名曲感あるのに11位とはまた随分低いですね。

当時「イエロー・サブマリン」の両A面でリリースされ、「イエロー・サブマリン」の方は全米2位と大ヒットしています。アメリカ人はあっちの方が好きだったんだね。陽気な国民性ならではか?クラシック風の雰囲気は「Yesterday」に通じるものがありますが、ストリングスがより前面に出てますよね。歌い出しは空耳で「間ケンジ」っていうのありましたが、誰?(笑)

 

 

  33位 There Will Never Be Another You - Chris Montez 星星星星

アルバム「The More I See You」から3曲目のTOP40ヒット。

先にヒットした「Call Me」や「The More I See You」同様、ジャジーで雰囲気がとてもお洒落なミディアムなナンバー。全部似てるっちゃ似てるけど、こちらも負けず劣らずステキです♪

 

 

  39位 God Only Knows - The Beach Boys 星星星星スター

名盤「ペットサウンズ」収録曲で、前述の「素敵じゃないか」のB面に収録された曲。邦題「神のみぞ知る」

このアルバムを象徴するようなソフトでマイルドな雰囲気。演奏やボーカル、ハーモニーの重なりが実に美しいですね~照れブライアン・ウィルソンやグループの数ある名曲の中でも屈指とされる曲で、当時のライバル、ポール・マッカートニーも絶賛したとのことです。

 

 

というわけで、今回はここまで。

皆さんのお気に入りの曲はありましたでしょうかニコ