悲しい言葉 | 麻里子の宝塚なひとりごと

麻里子の宝塚なひとりごと

宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
よろしくお付き合いくださると嬉しいです。

昨日から、何だか悲しい気持ちがどうしても払拭出来なくて、悩んでいます。


最近特に、宙組で亡くなられた娘役さんのご遺族を誹謗中傷するような内容のブログを目にするようになりました。


同じ事柄でも、自分の立ち位置によっては、物事の見え方は違って見えます。


でも、少なくとも事実だと双方が認め、認定された事は事実と捉えて良いのではないかと思います。


過重労働があって、上級生のパワハラがあって、亡くなられた生徒さんがいらっしゃいます。ここまでは、双方が認める事実です。


実は、昨日たまたま読んだブログに、宙組で亡くなられた生徒さんに対する記述があり、「こんな風に自殺されたの方の第一発見した人は、お気の毒。

本当に見つけたくない。それこそ、想像しただけでめちゃくちゃ嫌な気持ちになる」

そして

「迷惑だなと思います。自殺って迷惑ですよ」と書かれていました。


そして、献花台について、思い切り否定された後、献花された花を処分するお金は誰が負担するのか、16億円も損失を出した歌劇団にこれ以上負担してほしくない、との事。


これをご遺族の方が目にする事があったら、本当に悲しいと思います。

ご遺族の方は、最愛の娘さんを、お姉さんを亡くされて充分に悲しく、お辛い思いをされています。

それなのに、どうしてこんな非情な言葉が紡げるのでしょうか。


書いていらっしゃることは、一理あるかも知れません。

でも、ご遺族の気持ちを傷つけるような事は、あえて文字にすべき事ではないと思えてなりません。


宙組の生徒さんは、本当は死にたくはなかった、まだまだ生きていたかったと思います。大好きな家族、お母様や妹さんもいらしたし、まだまだやれる、頑張れると思い、ギリギリの精神で必死で頑張っていらっしゃったのだと思うと、ご遺族の方はどれだけ無念かと思われます。


関係ない部外者が、想像だけで語るなと言われたら、返す言葉はありませんが、言わずにはいられません。


献花をしても、亡くなられた方が返ることもありませんが、大好きな宝塚に想いを馳せて、宝塚歌劇を愛するものとして、私はせめて献花だけでもして、慰霊したいと思います。


個人的な思いで書いています。色々な想いがあるのも承知しています。