19年前の4月25日、JR西日本福知山線脱線事故がありました。
乗客と運転士107人が亡くなった大きな事故で、たくさんの方が重軽傷を負いました。
大きなニュースだったのと、とても身近な事故だったのでよく覚えています。
新しいパート先へお仕事初日でもありました。
たくさんの御遺体を並べる場所が無くて、尼崎総合体育館が使われました。
朝、元気に出勤や学校へ向かう家族を見送り、その後ご遺体と対面されるご家族の様子があまりに切なくて涙が止まりませんでした。
ご家族の突然の死を受け入れるのは本当にお辛い事です…。
あれからもう19年が経ち、JR西日本に入社された3分の2の方が、事故後に入社され、事故を知らない世代も増えているそうです。
それでも当時の負傷者やご遺族にとっては、時は止まったままのようでした。
19年経ってようやくJRと示談された方のニュースを見ていましたが、示談の担当者も2、3年毎に変わり、その度に辛い思いをされたそうです。
もし、これが自分だったら、事故に巻き込まれて命を落としていたのが、旦那や娘だったら、と思うだけでも身震いする位怖いです。
どうか、ご遺族や負傷者の方々が、癒されますように、祈ることしかできません。
事故のご遺族は、毎年わすれない、と追悼の行事を行っていらっしゃいます。
とても大切な事だと思います。
どうか、宙組の亡くなられた生徒さんにも追悼の行事を、献花を、慰霊の場を設けてあげて欲しいです。
亡くなられた生徒さんには、もう2度と会えませんが、せめて宙組にいらしたこと、頑張って舞台に立っていらしたことを忘れないであげて欲しいです。