宙組生を代表する立場 | 麻里子の宝塚なひとりごと

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宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
よろしくお付き合いくださると嬉しいです。

先日、共同通信が報道した記事で、

「阪急ホールディングスの会長が、ご遺族に謝罪する方向である」との報道がありました。


が、同じ日に歌劇団から

「ご遺族との面談はあったが、公表する事は何も無い」との事。


どちらが本当なのか、わかりませんでしたが、今週の文春によれば、劇団から誰が謝罪をするかを詰めているそうです。


歌劇団は、最初の頃に、

「宙組は一つの家族です。」

と言われていますが、その家族である宙組の生徒さんが、宙組の公演中に亡くなられているのです。

そして、ご遺族だけでなく、宙組の下級生の方々が、生徒さんがパワハラと過重労働で睡眠時間も取れず、大変な思いでいらしたと言われています。


西宮市労基から、過重労働に対する指導が数回ありました。

宝塚歌劇団も過重労働については認めています。

でも、パワハラについては、許容範囲に当たると最初に、理事長が言われましたが、

実際に、生徒さんは亡くなられています。


ご遺族の方は、当該上級生に謝罪を求めていらっしゃいます。

当たり前の願いではないでしょうか。


宙組という組の生徒側の責任者はどなたなのでしょうか。組の代表者はどなたなのでしょうか。

たとえ、責任者や代表者が、直接関わりがなかったとしても(今回は多いに関わりがあると思いますが)パワハラを止める事が出来る立場だったことに違いはありません。


劇団から、誰が謝罪するかと言えば、普通に考えて組長とトップスターが、組を代表する立場だと思います。

またご遺族の方もそう思われています。


記事が本当かどうかは、わかりませんが、まだ歌劇団からの謝罪が無い事を考えれば、謝罪を拒否されていらっしゃるような気がします。


「集団叱責の輪に加わっていた生徒、それを見て見ぬふりをした生徒のほぼ全員が『謝罪したい』と言っている。ただおふたりだけが頑なにパワハラを認めず嘘を吐き続けてきたのです」

と記載されていて、これが事実なら、本当に残念でなりません。


このままでは、宙組はちゅうに浮いたまま、公演の再開も出来ず、生徒さんたちは、前に進む事さえできない状態です。


一体この解決策は、あるのでしょうか。


本当に暗い気持ちにしかなりません。


個人的な意見ですので、異なる意見の方、御容赦下さい。