星組「黒豹の如く」雑感 | 麻里子の宝塚なひとりごと

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宝塚歌劇とベルサイユのばらが大好きな麻里子が日常の徒然を語りたいです
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木曜日に、「黒豹の如く」を久しぶりに観てきました。
前回に観てから、10日以上経って、やはり舞台は生き物、随分と印象が変わりました。

細々と、思うところもありました。キツイ部分もありますが、個人の雑感なので、お気になさらないで〰

まずは、主役のトップコンビ、日々精進の言葉どうり、懸命に役に向き合っているんだなと感動しました。

脚本や演出には、不満が残りますが、
このトップコンビのラブシーンの切なさ、熱さ、悲しさ、喜びを見ていると、全部ぶっ飛ぶくらい素敵だなと思いました。見詰め合う視線の艶やかさ、二人のダンスの美しさ、見惚れますラブラブ!

前回に、大物ぶりが感じられなくて、不満だった紅ゆづるさんのアラルコン侯爵、今回は迫力が出てきて、持ち味の色気や独特のアクも、発揮しての好演で、紅子さんの復活を感じました❗
銀橋の歌も、なかなか良かったです。

数回見て、気づいたのですが、何だかこの公演、配役ミスが多い気がします。

アラルコンにくっついている麻央さん。
あきまへん。
芝居がどうの、以前の問題で、時代劇にも悪役が出てきますが、誰でもひとりで悪いやつは、出来ないし、大物ぶりも発揮できまへん。

「ふっふっふ、そちも悪よのう」
「いえいえ、お代官さまには、てまえなどは、とてもとても叶いません。これからも、よしなに」
「ハハハ」

みたいな存在がいてこそ、裏の世界を牛耳ってる❗ってわかるんじゃないかなぁ。
いかにもしたたかで、悪そうな部下がいないと紅子さんが、ひとりだけでは何だかぁしょぼん

それと、麻央さんは、たっぱがあるから、すごく目立つ。こういう裏社会では、ナンバー2と言うか、側近は目立っちゃいけないんですよね?

最後あたりで、ちえちゃんもいる真ん前で
「侯爵夫人を取り逃がしました❗」とまぁ、はっきり大声で報告目
「なにやってるんだー」

こいつら、アホかいな(小さい声)

ボスの耳元で、ボソボソ報告するくらいの知恵、ないんすか?
アルヴィラの策略にに負けてるよしょぼん
この役、もう少しキャリアのあり上手い人に、天寿さんとか壱城さんとか、鶴美さんとかがやると、一癖あって、紅子さんが引き立ったような気がします。

年末の「アルカサル」で、麻央さんは、なかなか芝居心があるなぁと感心していたので、むしろ、あのにぎやかな三人組の方が向いていると思いました。
歌も、いい経験になるだろうし。
十碧れなちゃんも、初日から比べて、かなり歌が、上手くなってきて、やはり舞台での経験が大事だと。

かなり言いたい放題
笑って許して。