司馬遼太郎「菜の花の沖」(三)
2016/04/29
P306抜粋
嘉兵衞は、理由もなしに、北に人間や自然の清らかさがあると思い込んでいる型に属していた。できればさらに北への針をたどって樺太や山丹、あるいは韃靼の地にまで行きたいと思うのだが、そのことは国禁が阻んでいる。嘉兵衞にとって、樺太、山丹、韃靼は、極楽の絵図と同様のものなのである。


司馬遼太郎「菜の花の沖」(二)
2016/04/15
P210
明治後、太平洋岸の諸港が重視され、日本海方面は呼称までが裏日本といわれるようになった。古代以来、表日本であったものが、表裏入れかわったのである。

藁づと納豆の試作
2016/04/05
藁づと納豆の試作
自宅の田畑で育てた無農薬の稲藁と大豆で試作してみました。
ポイントは
・藁を大鍋で沸騰した湯につけて熱湯消毒をする。10分ほど。
・豆は一晩水に浸したものを蒸かし鍋で5時間ほど蒸す。薪ストーブ使用。
・保温はダンボール箱に詰めて豆炭コタツの中に2昼夜。40度前後。
完成したのが次の写真

こちらの記事を参考にしました。
司馬遼太郎「アメリカ素描」
2016/03/19
こんな本を読みました。司馬遼太郎「アメリカ素描」
サラリーマン時代の1975年に買い求めて読み始めたが、多忙にかまけ、読みかけのまま書棚にながらく眠らせていた。
司馬遼太郎没後20年の節目になる2016年2月(26日)、NHKのBSで「アメリカ素描」に描かれた司馬さんの思索の旅をたどる再放送番組を観て、この本を改めて読み直してみた。
以下P415から抜粋
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国家レベルでいえば、アメリカには、抜きがたい悪癖がある。他の何一つアメリカ的条件をもたない国々に、
「アメリカのようになれ」
と、本気で勧めてまわることである。このおかげで、資本主義と称しつつも頑丈な鳥籠のような独裁国家をつくったり、また絶望的な汚職国家をつくったりする国がふえた。もっとも結果の一つであるベトナム戦争の失敗は、アメリカをずいぶん考えぶかい国にしたようであるが。

黄蓮(オウレン)の花
2016/02/29
黄蓮(オウレン)の花
28日は温かい朝で、季節感が狂ったのか西の山の杉林でせっかちなフクロウが鳴いて、ブナ林の方からはキツツキが幹を啄く音が聞こえた。
今朝は、小鳥の騒ぐ声がして春が来たように思ったが、午後から霙(みぞれ)混じりの雪になった。
杉の樹の根元の雪解けのあとにいつ開花したのか小さな黄蓮の花が咲いていた。

















