司馬遼太郎「アメリカ素描」
2016/03/19
こんな本を読みました。司馬遼太郎「アメリカ素描」
サラリーマン時代の1975年に買い求めて読み始めたが、多忙にかまけ、読みかけのまま書棚にながらく眠らせていた。
司馬遼太郎没後20年の節目になる2016年2月(26日)、NHKのBSで「アメリカ素描」に描かれた司馬さんの思索の旅をたどる再放送番組を観て、この本を改めて読み直してみた。
以下P415から抜粋
<
国家レベルでいえば、アメリカには、抜きがたい悪癖がある。他の何一つアメリカ的条件をもたない国々に、
「アメリカのようになれ」
と、本気で勧めてまわることである。このおかげで、資本主義と称しつつも頑丈な鳥籠のような独裁国家をつくったり、また絶望的な汚職国家をつくったりする国がふえた。もっとも結果の一つであるベトナム戦争の失敗は、アメリカをずいぶん考えぶかい国にしたようであるが。
