コンサートの前に、お昼ご飯です。『日本橋 天ぷらめし 金子半之助 アークヒルズ店』で天ぷらをいただきました。
ご飯は並盛りですが、大盛りに見えますね。
『たくあん』『いか柚子』『しゃけ明太』はご自由に。
『アサリの味噌汁』付きです。
こちらは天つゆ+大根おろし。
私は天ぷらめしを注文しました。20分ほど待って天ぷらが出てきました。舞茸、ししとう、エビ、カシワ大葉、卵です。
第二弾も来て、もうすごい事になっています。茄子、キス、イカのかき揚げ、南瓜。
第一弾がなかなか来なくて第二弾がすぐ来たから、こんな状態になってしまうのですね。厨房は常に混乱状態という感じでした。
妻は穴子の天ぷらめしです。穴子は半分もらいました(笑)
卵の天ぷらはご飯に乗せ、
割って、醤油をかけていただきました。
こういう食べ方も日本人の店員さんは初めから説明してくれるのですが、外国人の店員さんだと説明してもらえません。日本語があまり話せない感じでした。もちろん外国人の店員さんでも良いのですが、人によってサービスレベルが全く違ってしまうのはいかがなものか?
天ぷらを美味しくいただいた後は、いよいよサントリーホールでバッハのコンサートです。
パイプオルガンが立派ですね。サントリーホールに来るたびに思います。
このパイプオルガンを使った演奏も圧巻でした。
もちろんコンサート中は撮影できないので、ここまでですが、充実した一日でした。
このコンサート、今年もビオラ・ダ・ガンバという楽器が登場したのですが、この楽器は古典楽器なのにフレットがあるんですね。ギターのフレットとは違って、(微調整できるように)ガットを巻きつけただけのもののようですが。
まぁ、珍しい楽器です。ヴァイオリン属の楽器とは全く異なる系統の楽器なんだそうです。ガニ股脚で挟んで演奏するのです。ヴァイオリンなどと比較して音が小さいので、一般的にはあまり大きなホールでは使われないようですが。楽器の裏板が平らなので、弦の張力を高くできないので音が小さいとか。ヴァイオリンは楽器の表裏の板に膨らみを持たせる事で、弦の張力を高くしても楽器が壊れないようになっているんですね。古くからある楽器も色々と工夫されてきたのですね。
あと、チェンバロ(英語ではハープシコード)も使われていました。チェンバロはピアノによく似た楽器ですが、ピアノがハンマーで弦を叩いて音を出すのに対して、この楽器はプレクトラム(ピック)で弦を弾(はじ)いて音を出します。そのため、ピアノと違って音の強弱をつけることができません。
そもそもバッハの時代にはまだピアノは存在していませんでしたから、このコンサートでピアノではなくチェンバロを使うのは正しいのですね。その後、音の強弱を表現したり音を持続させる機構を組み込んだりできるピアノが開発されたのですが、やっぱり物の進化って凄いなと思います。