BMW840iのSPORTモード試してみた | サトの Web Log

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我が840iグランクーペ、乗り心地の面では以前に乗っていた435iグランクーペよりも格段に良くなっているのですが、走りの面はどうでしょうか、


BMWの車には走行モードというのがあって、サスペンションやステアリング・システム、アクセルレスポンス、ギアチェンジのタイミングなどを統合制御しています。


エンジンをかけた直後はCONFORTというモードになっています。このモードは普通に運転するには良いモードで、乗り心地重視の運転がし易いです。435iに乗っていた時には、ほとんどこのモードで走っていました。


ECO-Proというモードもあって、燃料消費を抑えた運転ができるのですが、このモードにするとエアコンの効きも弱くなったりと、快適性も若干損なわれるので、最初は面白がって使っていましたが、今では全く使わなくなりました。うーん、エコではない男だな。


今度の840iには、ADAPTIVEというモードが備わっていて、路面の状況やコーナーや交差点の状況、ドライバーの運転の指向を考慮して各種のセッティングをリアルタイムに変化させてくれます。840iにしてからは、もっぱらこのモードを使っています。

※ この写真はカタログからお借りしたものです。私の実車ではありません。

8シリーズは足が良く動いてくれて、路面のウネリなども良くいなしてくれます。ADAPTIVEモードにしていれば、(私の場合)常に最適な状態で走れるようです。最近の電子制御は凄い!出来る事なら、エンジンかけた直後のデフォルトをこのモードにしてもらいたいくらいです。


では、タイトなコーナーが続くワインディングではどうでしょう。やはり乗り心地優先のためか、少しだけ車体のロールが気になります。ちょっとワインディングを試すのに、SPORTモードを使ってみました。


※ サスペンションは電子制御で硬さが調節されます。ステアリングは前後輪操舵の可変切れ角、リア・デフはMスポーツ・ディファレンシャルという電子制御式の無段階可変ロッキング制御機構が付いています。

いゃあ、これが楽しい。435iの時より840iの方が、SPORTモードの効果が大きいです。435iの時には変速タイミングがスポーツ走行寄りに切り替わった感覚しかありませんでしたが、840iのSPORTモードは、本当に見事にロールを押さえ込んでくれます。外側のサスペンションがグッと踏ん張って、コーナーを曲がるときの安心感が半端ないです。段差の揺れの収束も一発ですし、かと言って乗り心地も悪くない。アダプティブMサスペンション恐るべし。


こりゃ、電子制御式のアクティブ・スタビライザーを付けたM850iとか、どんなに凄いんだろう。このスタビライザーは私の車には付いていません。


我が愛車840iの話に戻って、さまざまなセッティングが変わるのと同時に、マフラーサウンドも変わります。これはマフラーのバルブが開くためでもありますが、実はスピーカーからカッコいい排気音流しているという邪道な事までしてドライバーを楽しませているんですね。


SPORTモードでは当然ギアは低速側に振られるので、アクセルのレスポンスも格段に良くなります。それでも340馬力はとても使い切れないですけどね(私のように公道を走るだけの人では)アセアセ


とにかく、ワインディングでのSPORTモードでの走行は『楽しい!!』に尽きました。あと、やっぱり直6のエンジンにして良かったなーと感じます。FRならではの素直なハンドリング特性と、結構回せるエンジンとで、あー楽しい!燃費は悪くなっちゃうけどねブルーハーツ


普段はADAPTIVE、ワインディングはSPORT、私の場合、これ以外は使いそうにありません。もう少し慣れてきたら、INDIVIDUALで自分専用モードのカスタマイズしてみようかな。



いろいろな道を走るのが楽しみです。