T7A レッドホーク 描いてみた | サトの Web Log

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日々の記憶(忘れないために・・・!?)

コロナ禍でズレるかもしれませんが、予定では2023に運用開始される、アメリカ空軍の新型練習機『T7A レッドホーク』を描いてみました。



※ 「T7A レッドホーク」の絵描いてみた


スタイル的には、ストレーキの形状など、少し「F18 ホーネット」にも似ていますが、ホーネットよりも大分小さく、エンジンも単発です。



※ 「T7A レッドホーク」の絵描いてみた




T7A レッドホーク は、T38 タロンの後継機として開発されました。アメリカのボーイング社とスウェーデンのサーブ社の合作です。エンジンはゼネラル・エレクトリック社のベストセラー、F404ターボファンエンジンを搭載しています。


※ 「T38 タロン」の絵描いてみた




T38 タロン は、半世紀以上も使われている優秀な練習機ですが、最新のアビオニクス(飛行用の電子機器)を搭載したF35のような最新の戦闘機の練習用の機体としては、古すぎて対応が難しいため、新たに練習機を開発したという経緯のようです。




韓国はアメリカのロッキード・マーティンから技術供与を受け、T-50という自国生産の練習機を開発しました。商業的には、T-50のライバルはイタリアのM-346とされていましたが、アメリカとスウェーデンのT7Aが出てきた事で、難しい状況になりそうです。




日本では、ブルーインパルスでも採用されている『T4 ドルフィン』が練習機として採用されています。しかし、アメリカの最新鋭戦闘機F35の運用を始めた日本としては、アビオニクスの古さという意味でアメリカ空軍と同じような状況にあると考えられます。
※ 「T4 ドルフィン」の絵描いてみた


そうすると、やはり近い将来「T7A レッドホーク」を練習機として導入するという必要性が出てくるのではないでしょうか。レッドホークの運動性能が高ければ、ブルーインパルスもT7Aに置き換わるかも知れませんね。




いずれにせよ、日本製の練習機は望めない状況です。