7〜8年くらい前でしょうか。キャリバー1887というタグ・ホイヤー自社製のムーブメント(機械部分)を搭載した『カレラ』を買いました。
タグホイヤーの『リンク』はお気に入りでしたが、だんだんとトレンドが変わっていって、腕時計のケース径がどんどん大きくなっていく時代でもありました(現在でもその傾向は続いています)。
※ 私のカレラを絵に描いてみました。『リンク』よりは要素が少ないので描きやすかったです。
タグ・ホイヤーの基幹機種というと、やはりカレラですし、次第に「カレラ欲しい病」が強くなっていき、買う事を決めたのですが、最後までキャリバー16とキャリバー1887で迷いました。どちらのムーブメントもクロノグラフの針配置は同じで、やはりダイヤルは縦目になります。
結局自社製ムーブメントという価値とデザインをとって、キャリバー1887のカレラを買ったのでした。ちなみに、キャリバー1887は2010年に発表されたので、私がリンクを買った際にはまだ存在していませんでした。
現在のタグホイヤーのムーブメントは、キャリバー1887を改良したキャリバー01、さらにクロノグラフの針配置が横目になったキャリバー02が主力になっているようです。
私が買ったカレラは濃い茶色の文字盤で、針色はゴールドです。ベゼル(外周のリング)にタキメーターのメモリは無い、シンプルなデザインです。落ち着いているので、ビジネスシーンには最適と思います。
実は、リンクを買った時も「大きくて重くて立派だな」と思ったのですが、このカレラはさらに大きくて重いです。最近のタグ・ホイヤーのコネクテッド(スマート・ウォッチ)はさらに外径が大きいので、この傾向はまだ続くのかも知れません。
今は毎日この時計ばかり身につけています。飽きが来ません。でも、最近はタグ・ホイヤーのコネクテッドが気になってしょうがありません。そのお話はまたの機会に。