昭和レトロ

今日から2月ですねぇ。

2月と云えば冬の間でも一番寒い時期ではないでしょうかね？

まぁ、アメカジの醍醐味である重衣料を存分に着れるのは嬉しいんですけど、やっぱり、この時期って強烈に寒いですよね。

そんな話はどうでも良いんですけど、以前、インスタグラムにこんな投稿をした所、何気に反響があったので本日は改めてその模様を綴ってみたいと思います。

モノクロ写真に加工して昭和を象徴する実用車を片手に、そう、気分は古き世き時代の日本のお父さんです。

スタイル自体がIVYに近い事もあり、僕の中では「1960年代」のみゆき族みたいな感じなのですが、手にした自転車は1960年代を遥かに遡る1940年代の代物になります。

因みに、上の画像の元ネタがこちらです。

まぁ、それは良いとして・・・

肝心の自転車がコレです。

創業130年を誇る丸石自転車の実用車です。

フロントフォークには丸石のエンブレムがリベットで固定されていて非常に状態の良い車両となっています。

この時代の自転車に多かったフェンダーのオーナメントも健在です。

勿論、サドルだって当時モノです！

刻印だってシッカリと確認出来る状態の代物です。

で、この車両ですが、先にも綴った様に1940年代の車両なのですが車体は製造年月日が打刻されているんです。

昭和22年8月8日製造です。

昭和22年・・・

僕のお爺ちゃんが佐藤商店を起業したのが昭和23年ですから随分と昔の車両ですね。

子供頃、母から「お爺ちゃんとお祖母ちゃんは自転車に荷台を着けて板橋の坂を上って納品していたんだよ」なんて事を随分と聞かされましたが、正にこの時代の自転車に乗って佐藤商店は商いに励んでいたんですね。

更に、昭和22年は西暦で云うと1947年。

愛車のナックルヘッドと同じじゃないか！

うーん・・・

なんか、縁を感じますねぇ。

実用車はこの車両以外にもメヤムのモノを有していますが、縁あって入手する事になったので整備をし、乗れる状態にしてありますので、これで地元を快走してみたいものですね。

折角なので、日本の実用車のベースにもなったイギリスのラレーのロードマスターとのツーショットを収めてみました。

ラレーはスポーツ自転車、丸石は実用車・・・

容姿は似ていても誕生して来た経緯が全く異なる自転車です。

それにしても、昭和レトロとは良く云ったものです。

本当に素晴らしい産物ですよね。

僕らが愛してい止まないアメカジも古き良き時代のアパレルの産物です。

ホント、縁がありますよね。

そんな訳で、今日も古き良き時代を感じながらアメカジを楽しんで行きましょう！

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