先日の更新でグリームのハイラインジーンズの色落ちを綴らせて頂きましたが、本日はその続きを綴ってみたいと思います。
超ローテンションデニムを採用しているグリームのハイラインシリーズにはご覧の様なラインナップとなっています。
左から208、209、そして、206です。
これらは使用しているデニムを始め、縫製仕様も全て同じです。
一見、ここまでの内容だと「じゃぁ、3本とも同じ色落ちか?」と誰もが思う所ですが、面白い事にジーンズは穿き手によって全く異なった表情を浮かべてくれるんですよね。
ここがジーンズが他のパンツと異なる圧倒的に面白いポイントだったりします。
先日の更新でもご紹介しましたが、こちらは206の色落ちです。
深くインディゴが残っているものの・・・
落ちる所はしっかりと落ちており、それはバックシーンでも同様であります。
対して、こちらは208になります。
206よりヒップが小さくなっているので髭の入り具合も半端ないですね。
しかしながら、色のコンストラクトは格別でして、オールドジーンズ特有の点と線の共演を見事に成し遂げてくれており、それはヒップに渡っても同様です。
そして、最後は209です。
これは僕が薪作りの時に主に愛用していた事もあり、腿には樹液の痕跡があります。
髭の入り具合に関しては209は208よりもヒップが小さくなっているので、より深く入っていますね。
小振りのヒップが張っている為、濃淡の加減も薄く3本中ではコンストラクトが浅くなっているのが209の特徴となっているのですが・・・
3本を並べてみるとその差は明らかです。
上から208、209、206。
穿いている期間、洗っている回数が三者三様と云う事もあり、全く異なった表情となっています。
因みに、フロントシーンは更に表情豊かです。
真ん中の209は腿も細いので張りつめたデニムが色の抜け具合を加速しているのに対して右の206は腿の両脇に深くインディゴが残ります。
そして、208はそれらの中間?と云った感じでしょうか?
ご覧の様に全く同じデニム、縫製仕様であっても型紙が変れば表情は変わりますし、穿き方、洗い方等も変われば更に異なった表情となります。
グリームのジーンズはファッションツールの用途だけでなく、経変変化も楽しみながら穿いて頂ける様に日夜工場さんとディスカッションを繰り返しています。
是非、お試し頂ければ嬉しい限りです。
それでは今日もジーンズを穿いてアメカジを楽しんで行きましょう!
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