先週の更新で今となってはイレギュラーな大戦時モデルをご紹介致しましたが、今週も手前味噌ですがグリームのジーンズをご紹介させて頂きます。
ご紹介させて頂きますのはタイトルの通り・・・
グリームジーンズの最初期モデルのサンプルです。
自分で云うのも何ですが、いやぁ、懐かしいですねぇ・・・
このフラッシャー。
そして、この革パッチ!
当時はこの革パッチに1本1本シリアルナンバーを入れていたんですよね。
サンプルの時点では、まだ201のロットナンバーが決まっておらずストリップの状態でした。
このモデルがリリースしたのは1997年。
先行リリースしていた「S-01XX」と云うロットナンバーのジーンズが異様な状態になってしまった為に封印をすべく誕生させた経緯があります。
その為、初期モデルはソリッドの赤タブを採用し・・・
デニムも1980年代の平耳のデッドストックを使用する事にしたんです。
ディティールに関してはS-01XXで培った返し閂を始めとる様々な拘りを反映させた一方で・・・
当時、他メーカーでも殆ど採用されていなかったループのバンザイ付けはS-01との差別化を図る為に採用せずに異なったコンセプトのジーンズとしてデビューさせたんです。
S-01XXが余りにも凄過ぎたので201の初期ロットが売れ行きが不安でしたが、当時の顧客さん中心にお求め頂き、結果、このバージョンの201は2~3回転はした様の気がします。
そして、その後は先日ご紹介した大戦時モデルなどに採用したデニムにチェンジして今に至っている訳ですが、1996年にオリジナルジーンズが誕生して26年が経ちますが、こうして振り返ると中々長いですね。
だからこそ、この最初期の201が「マイ・コレクション」なのかも知れませんね。
もし、この最初期の201をお持ちの方がいらっしゃれば大切にして頂ければ嬉しい限りです。
と云う事で、今日もジーンズを穿いてアメカジを楽しんで行きましょう!