僕が高校生の頃だったでしょうか？
行きつけのショップにはアメリカから輸入されたモノが多々あり、そのアイテム一つ一つに浪漫が宿っていて、モノを買うだけでなくそのモノのストーリーを探求する楽しみがありました。
本日紹介する「マイ・コレクション」は「こんなの買ってどうするの？」的な意味の無い？グッズです。
早速ご紹介して行きましょう！
こちらです。
本革性の鞄です。
購入金額は忘れてしまいましたが、彼是、40年近く前の代物ですので、至る所にクラックが入ってしまっています。
僕が大好きだった映画には決まってこの様な革のトランクが小物として登場していました。
無造作に鞄に荷物を押し込み、肩で背負いながら愛車にぶち込む・・・
この一連のお約束が大好きで、いつしか自身でも革のトランクに憧れを抱く様になりました。
しかし、これはあくまでも車社会のアメリカでの話・・・
日本では高校生が車に乗る事は出来ませんし、当然、宝の持ち腐れになる訳です。
でも、遂にこの鞄を使う時がやって来たんです。
デカいボックスタイプの鞄には隅々まで荷物を入れて・・・
ベルトでしっかりと固定して・・・
パスポートはここに入れておけば良いかな？
なんて、妄想に耽っていたんですが・・・
荷物を入れ終わった後に気付いたんです。
キャスターが無い事に！
このトランクは基本的に車社会で使う代物。
日本の様に公共機関を用いての旅行には向かないんですよね。
この鞄を持って海外にも幾度か渡航しましたが・・・
キャスターがなくて本当に苦い思い出が募りました。
以来、この鞄はデルボマーズを創業するまではお蔵入りとなり、今はザ・ウォーリアーズの店内でオブジェとして飾っている次第です。
それでも40年間の付き合がある革のトランクは僕にとっては大切な「マイ・コレクション」な訳です。
皆さんも、是非、大切なモノを「マイ・コレクション」としてストックしてみては如何でしょうか？
そんな訳で、今日もアメカジを楽しんで行きましょう！
https://www.studio310.net
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