前回の更新で、新たにリリースされたヘンリーネックのパックTの誕生経緯みたいな事を綴って行きましたが、本日は気になるウンチクを綴ってみたいと思います。
そもそも、「ヘンリーネックって、なんなの?」と思われる方はググって頂ければ解るかと思いますが、その昔、英国の「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ」と云う、ボートレースに着ていたユニフォームが起源と云われています。
その歴史あるヘンリーネックを僕なりの解釈でアレンジしたのが、こちらのヘンリーネックです!
如何でしょうか?
サイズスペックはクルー2パックTと略同じになりますが、ベースボディーはSURF A PIGのボディーを流用していますので、開封直後のサイズ感はクルー2パックTよりも幾分大きくなっていますが、ヘンリーネックと云えば、何と云ってもコレですよね!
この襟ぐりこそ、ヘンリーネックですよ!
小細工なんて必要なくらい完成されたディティールですよね!
そして、僕の中のヘンリーネックと云えば、これも外せません!
提灯掛ったかの様に丸帯びた様に見える裾の仕上げですね。
この返し幅を広くと採ると「タフガイの様に見える?」事から僕は結構この手が好きだったりしています。
また、ヘンリーネックのもう一つの特徴としてはフラットシーマーなんですが、オール四本針にするとコストも掛かってしまうので、三本と四本を上手く絡ませて取り組んでいます。
カラーは上記のホワイト以外に、アメリカのデイリーウェアには欠かせない杢グレーもラインナップに入れているのですが、杢の感じが非常に良い具合になっていますでしょう?
アップにした方が判りますかね?
因みに、ボタンはホワイトと同色にしていますが、キチンとキャッツアイには拘っています!
如何でしょうか?
2枚入りのパックTの割にはしっかりと創り込んでいますでしょう?
だってですよ・・・
結構、製品化するまでテストを兼ねて、僕ずっとサンプルを着用していたんですよ。
着る事によって気付く事ってあるので、パックTだからこそ、「しっかりとリリースしたいなぁ」と、思った訳ですよ。
時間は掛かりましたが工場さんの計らいもあり、なんとか梅雨明け前に発売出来ました!
どうぞよろしくお願い致します。