これまで201を始めとするプレミアムラインには、明確な時代設定を決め、「この時代にグリームがあったならば・・・」という、所謂、タラレバの設定の下に企画をして来ました。
しかし、ブーツカットの218の登場のより、その設定を改め直し、明確な時代設定よりも大まかな時代設定を重んじる様にして来ました。
今回の202は、それらをより意識し、201の15年後をイメージして企画にあたりました。
![イメージ 1](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/8c/35/j/o0337025214433333205.jpg?caw=800)
201が時代の流れと共に変化を遂げたらどうなって行くだろうか?
こんな事を思い浮かべながらアウトラインの構築入りました。
201の15年後となると・・・
自ずと意識するのは「テーパード」です。
元来、ジーンズにはテーパードは付いて回るモノですが、ジーンズの歴史を追って行くと現代に近づけば近づくほどテーパードの要素が強くなる傾向があります。
そんな事から202はテーパードを強く意識したアウトラインする事をテーマに置き、パターンの構成に入り、出来上がったのがこちらのアウトラインとなります。
![イメージ 2](https://stat.ameba.jp/user_images/20190605/11/sato-shoten-4th/1e/e2/j/o0252033714433333237.jpg?caw=800)
画像上で見るとイマイチわから居かも知れませんが、結構、良い角度でテーパード入っています。
シリーズ違いですが、グリームにはテーパードを採り入れたジーンズが既に2型存在しますが、202はそれらのジーンズとは全く別物になり、パターンを起こす上でも一切参考にはしませんでした。
これは202が単なるテーパード採り入れたジーンズでは無く、あくまでも201の15年後というテーマがあるからの運びからであります。
次回の更新ではシリーズ別のテーパードの比較をご紹介出来ればと思っていますので、引き続きお付き合い頂ければ幸いです。
202→→→こちら