業界の変化

このところ、アパレル業界の社長達と頻繁に話をさせてもらっている。
何処の社長も経緯歴の長い歴戦の猛者達ばかりである。

そんな社長達が挙って言う事がある・・・

自身がプロデューするブランドの方向性だ。

自分同様に若くしてこの業界に飛び込み、走り続けた社長達は歳を重ねる事に多くの事に気付き、思う様になったのだろう。
グラスを交わしながらの談義もあれば、コーヒー片手に立ち話もある。

しかしながら、出てくるネタは・・・
不思議と皆同じだ。

そして、それは自分にも該当するから不思議である。
なんだろうか？
この歳になって、色々な経験を積んだから感じる事が出来たのだろうか？

自分が立つこのフィールドは、アパレルのマーケットでは本当に小さく、針の穴の様な場所。
業界自体も、まだ四半世紀そこそこで、歴史的にも非常に浅いマーケットである。
よって、何が正しくて、何が間違っているのか？なんて、誰も判らず、皆、我武者羅に道を進み続けて来た。
そして、ようやく自分達の方向性を見出したのではないだろうか？

アメリカン・クロージングのマーケットは、恐らく、今後大きく変わって行く様な気がする。
皆が同じ方向に向かって行った過去とは大きく異なるだろう。
グリームも既に他社とは異なった道を歩み始めていると思う。

業界がこれから変わって行く・・・
時代が動こうとしているのだろうか？
ちょっと、楽しみでならない。

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