昨日杉浦磨、アナコンダ川地君と3人で名古屋名物手羽先の風来坊に晩御飯を食べに行きました。
甘辛の手羽先をガツガツ食べながら、バカ話に花が咲き、
盛り上がったところで、ケツメイシの新曲「さくら」のPVが見たいと杉浦磨が言いました。
なのでネットで無料で配信されているPVを見るために我が家へ向かう途中、
僕の携帯が鳴りました。

ティ~ロ リ~ロ ティ~ロ リ~ロ・・・

磨「お前なんでそんな着信音にしとんだて!やばいて!」
嘉洋「だって携帯のサイトで無料であったから・・・」
川地「嘉洋さん、まじで洒落にならんっすよ!
僕と磨さんは、その映画観たからやばさがわかるんです。」
嘉洋「えっ?そんなにやばいの?こんなの着信音にしてたらアホ?」
両者「アホですね。(即答)」
磨「わりいけど、お前の携帯から俺の番号消しといて。俺死にたくない。」
嘉洋「そんなにやばいなら観たい。一緒に観ようよ。俺一人で観れんから・・・」

ということで件の映画を借りにレンタルショップを3件回ってようやく見つけて
我が家へ着き、早速映画を観ることに・・・
映画好きのうちの母と合わせて4人で見ました。

・・・・・・最低の映画です。まじで怖いです。
映画の中盤からは川地くんにずっと抱きついてました。
人間極限になると男でも女でも関係なく抱きつきたくなるのですね(汗)
怖すぎて息も切れてしまいました。

映画の名前は・・・『着信あり』・・・柴咲コウ主演のホラー映画です。
半端じゃない怖さです。
冒頭で着信音に設定していた音は、この映画で出てくる死の着信音で
冗談半分でダウンロードして、それを設定していたのですが、
映画が始まって10分で僕の携帯から消し去りました(汗)

そして映画もクライマックスの廃墟の病院にいるところで
僕達に最低の出来事が起こりました。
・・・川地くんの携帯が突如鳴り始めたのです!!
僕と磨と川地くんはビクっと飛び起き、恐る恐る携帯を開きます。
僕達は目を疑いました。

そこには・・・『8695 ×××× 1004』

という常識では考えられない番号が表示されていたのです!
数秒その番号を見て放心してから僕はもう半分キレかかって
「消せ!消せ!」
と自分で川地君の携帯の切るボタンを連打しました。
当の本人、川地君は動揺で目が泳いでいるどころか目が溺れていました。
そして川地君は電話が切れた後、「うわあ!」っと携帯を投げ捨てました。
その後映画の恐怖と川地君の携帯の番号の恐怖にサンドイッチされながら
恐怖の時間が過ぎ、ようやく映画が終わって即効で部屋の電気をつけます。

映画が終わったのはいい。僕達には確認しなければならないことがある。
川地君にかかってきた電話の正体です。
明らかに着信履歴として、その考えられない番号が残っています。
3人ともそれを見ながら固まったままです。
僕は意を決して

嘉洋「かけてみや~。だって絶対おかしいもん。かけてすっきりさせましょうよ。」
川地「・・・ええ?でも・・・」
嘉洋「絶対大丈夫だって!かけや~。」
僕はしつこく催促し、川地くんにその謎の番号にかけさせました。

それで全ては終わると思ったんです。そしてみんなが安心できると・・・

川地君が電話をかけ。僕は横で見守ります。
近くで聞いていたので僕の方にも、その電話の声が聞こえてきました。
「・・・せん。おかけになった番号は現在使われておりません。番号をお確かめのうえ・・・」

・・・・・・・・・・・・・・・そんなバカな・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

続く
yoshi-hero
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