60才からのJazz入門⑨ -歴史編(スウィング時代)- | 八ヶ岳南麓の里小屋から -for comfort life-

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静岡県と山梨県、2拠点居住のおじさんです。思ったこと、美味しかったこと、楽しかったこと、等々を気ままに綴っていきたいと思います。

僕は以下Jazz遍歴の中で「ハードバップ時代」ばかり聴いているので、それ以外の時代のJazzはほとんど知らないんですが・・・ブログの流れと自分の学びを目的に各時代を触れてみたいと思います。

 

さて、今回は「スウィング時代」です。
 

■創世期(1900-1920年)

■スウィング時代(1920-1940年)

■ビバップ時代(1940-1950年)

■ハードバップ時代(1950-1960年)

■フュージョンへ(1960-1970年)

 

■スウィング時代(1920-1940年)

 

<北上するJazz>

前回の「歴史編(創世期)」の最後で「この音楽はニューオリンズからシカゴへと北上し”Jazz”という言葉が生まれた」と書きました。

 

1920年以降の禁酒法の時代、Jazzが起こったニューオーリンズ(ルイジアナ州)の歓楽街は閉鎖され、ジャズミュージシャンは活動の場を移すようになります。そして、次にJazzの中心地となったのが、アメリカ北部にあるシカゴ(イリノイ州)でした。

 

うーむ、Jazzはニューオーリンズで生まれ、

シカゴで全盛を迎えるんですね~。

<即興演奏からダンスミュージックへ>

Jazzの歴史の初期に隆盛となったスイングジャズは、スウィングのリズムが特徴の軽快なダンスミュージックだったそうです。

 

Jazzの特徴である即興演奏(アドリブ)や個人演奏(ソロ)よりも、念入りな打ち合わせに基づくビッグバンド全体での演奏(アンサンブル)に重点が置かれ、1929年の世界大恐慌で、アメリカの民衆は甘い癒やしの音楽を望む傾向にあったそうです。

<世界恐慌、そして緻密なアレンジメントへ>

1929年の世界大恐慌で、アメリカの民衆は甘い癒やしの音楽を望む傾向にありました。さらに、ラジオや蓄音機の登場で、レコードが普及、一定時間内に終わらせる必要性が出てきました。

 

また、ライブを観に来た客も、レコードと同じ演奏を期待するようになります。そのため、楽器曲の緻密なアレンジメント(編曲)が要求され、ミュージック・アレンジャー(編曲者)も重要視されるようなります。

 

ん~、ビッグバンドによるJazzはもっと後からのものだと思ってましたが、この時代に盛り上がっていたとはちょっとビックリでした。

 

<グレンミラー>

スウィング時代のビッグバンドで思い出す名前といえばグレンミラー。彼は元々はトロンボーン奏者で、1937年に自己の楽団「グレン・ミラー楽団」を結成し、脚光を浴びますが・・・

第二次世界大戦の勃発にともない1942年に陸軍航空軍に志願する形で入隊。最後は慰問演奏の移動のため乗っていた専用機が墜落し亡くなった(享年40)とのこと。日本でも有名なグレンミラーの生涯は短かったんですね。
 

それでは、スウィング時代の代表曲をいくつか聴いていきたいと思います。

 

代表曲1「Sing Sing Sing」

陸上自衛隊 中央音楽隊の演奏↑

で聴いてみましょう。

 

代表曲2「Moonlight Serenade」

これまた、ほぼ誰でも知ってる曲↑ですね~。

 

代表曲3「Stardust」

スウィング時代のアーティストではありませんが、この曲は(僕の大好きな)”Nat King Cole”でどうぞ。

 

【スウィング時代の巨人】Duke Ellington(1899-1974)

と言えば「A列車で行こう」↓ですかね~。

 

うーむ、Jazzって「幅が広くて、奥が深い」ので、こんな僕のコラムなんぞ「Jazzの中のほ~んの一部」でしかなくて恐縮です汗うさぎ

 

でも、めげないで次は「歴史編(ビバップ時代)」を頑張りたいと思います。

 

静かな雨の朝を迎えた八ヶ岳南麓の里小屋にて

 

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