「展開編」はピアノに続いてギターです。
前回、弦楽器が心地いいと書きました。そんな流れというか、僕の脳が「ギターも良いねぇ~」と感じたんだと思います。
■”Grant Green”
さすがにJazzギタリストなんて全然知りません。
そして、これまたどういう展開で彼を知ったのか覚えはないのですが(←またかい!)、最初にグッときたのが”Grant Green”のギターでした。
彼のギターを一言で表現するなら(←僕なりにですよ~)メロウです。「おいおい!メロウって何だよ」という声が聞こえてきそうなので、辞書的な意味を記しておきましょう↓
メロウな音楽とは、スローテンポな曲調で、柔らかく心地よい甘さを持つ、うっとりするような楽曲のことをいう。 耳障りが良く、日常生活にも溶け込む穏やかさで、BGMに適した音楽だ。(出典:Weblio辞書「音楽 メロウ 意味」の検索結果)
上記の感覚はありますが、僕的にはこれに加えて「やや悲しげ」という印象を受けました。
そして、Jazzを聴き進めていくと「少人数編成(≒トリオ)を好む人」と「(Big Bandとまではいかずとも)やや多めの編成(≒クインテット=5人)を好む人」に分かれることに気づき始めます。
”Grant Green”は典型的”前者”のアーティストです。
■”Kenny Burrell”
次にグッときたのが、”Kenny Burrell”でした。
彼のギターは前述の”Grant Green”とは対照的で「明るい感じ」で「比較的楽器の数が多い編成」の楽曲が多い印象を受けます。
■”Joe Pass”
”Joe Pass”のギターはまだ聴き込んでいない段階なので軽々に語ることはできませんが・・・
この↑一曲「Hang Tough」に
ノックアウトされちゃいました。
■”Wes Montgomery”
他は本シリーズ②の興味編に登場した
”Wes Montgomery”↑なんかも「カッコ良いなぁ~」程度の感想しか言えないんですが好きです。
■”George Benson”
Jazzギタリストというカテゴリーで必ず登場するのが”George Benson”だと思うので、僕の印象を一言だけ書いておきたいと思います。
ん~、彼の音楽は(あくまで僕的には)Jazzの次の領域であるFusionなんですよね。そして、これは完全に趣向になってしまいますが、僕はFusionという音楽は 綺麗すぎておもしろくない と感じています。
じゃあ「Fusionって何だ?」について。
フュージョンは、1960年代後半から1970年代初頭に発生した、ジャズを基調にロックやラテン音楽、時にはクラシック音楽などを融合させた音楽のジャンルである。ジャズの派生ジャンルとされている。(出典:Wikipedia)
という訳で今の僕の力量での
「展開編(ギター)」はここまでです。
僕の次の構想は 管楽器 をテーマにしたいと思っているんですが・・・まだコラムを書くレベルまで理解できていないので、ちょっと時間をください。
(間は空くと思いますが)つづく
今日は良い天気になりそうな静岡の自宅にて